山を下りるにつれてお店などが増えてくるので、横目でちらちら覗きながら歩きます。
だんだん、参拝のために歩いているのか、歩きたくて参拝しているのかわからなくなってきています。
櫻本坊
お堂がいくつもある広くて立派なお寺でした。神仏習合の修験道場だそうです。
歩き通しだったので、一休み。汗で背中がぐっしょりです。
竹林院
聖徳太子の創建と伝わる寺院だそうで、日本庭園がとても素敵でした。
ここは宿坊でもあるので、泊まることもできます。
善福寺
ひっそりと建っている小さなお寺です。
人気も少なく、落ち着きます。
喜蔵院
ここも宿坊で泊まれるそうです。
しかし、私がうかがったときは人気がなく、書置の御朱印が引き出しに入っていました。
2種類の御朱印をいただき、お代を引き出しにおさめます。
勝手神社
お能「二人静」の舞台ですね。
社殿は2001年に焼失してしまったそうです。
大日寺
少し狭い道を歩いていくとお寺にたどり着きます。
私以外誰もいなかったので、本堂で静かに仏様にお参りすることができました。
吉水神社
流石は南朝皇居だけあって、南朝ゆかりの品が展示されています。
源義経、武蔵坊弁慶、静御前、佐藤忠信ゆかりの品も展示されていて、歌舞伎好きは「吉野山」の場面を思い出すのではないでしょうか。
お庭から金峯山寺を見ることができます。
まだ日は高いですが、歩き疲れたので、そろそろお宿へ。
リュックサックを背負っていたこともあり、汗は上着を通り越して、リュックまで湿ってました。
でも、汗をかくとすっきりして気持ちいいです。
吉野館
今回のお宿は「吉野館」です。
入口に「○○様」と宿泊者の名前が掲げてあります。
旅館の前にもお寺があるのですが、私が覗いたときは人の気配がなくて、参拝できませんでした。
また来たときにお参りしたいと思います。
夕食はボリュームたっぷり。量にも味にも満足です。
仲居さんに「お酒ありますか?」と尋ねたら「美味しい冷酒がありますよ」と言われたので、早速注文しました。(700円くらいで、良心的なお値段です。)
お風呂に入るときは、フロントに貴重品を預けます。
ゆったりとお風呂に浸かって脹脛をマッサージしましたが、朝起きたら脚がひどい筋肉痛でした。
それでも、まだまだ歩くつもりなので、朝ご飯をしっかり食べます。
お宿で、金峯山寺の「金剛蔵王大権現特別ご開帳拝観券」を購入できます。
チェックアウトして、神社仏閣巡りの続きです。
アットホームで居心地の良い旅館でした。