【2012年9月】5日目の続き:大砂丘メルズーガの日の出~地平線から太陽が昇る~【モロッコツアー⑩】

地平線から太陽が昇る

サハラ砂漠の砂は赤みがかってさらさらしています。見渡す限り、砂、砂、砂、です。
少し小高い丘に登り、太陽が出るのを待ちます。砂の上に毛布を敷いてもらい、その上に座りました。
地平線から太陽が顔を出した時は感動しました。
「このずっと向こうに日本があるのかな」などとガラにもないことを考えました。
大砂丘メルズーガの日の出

太陽が昇ると、ようやく辺りの様子がはっきりと分かってきます。
そこは、いかにも星の王子さまが現れそうな砂漠でした。
大砂丘メルズーガの日の出

私は一時期フランス語会話教室に通っており、「星の王子さま」のフランス語版にも目を通しました。今回は至れり尽くせりのツアー参加なので、モロッコでフランス語を使う機会はほとんどなかったです。
 

サハラ砂漠を再び訪れることができたなら、次は夕日を見たいです。
中森明菜さんの「SAND BEIGE-砂漠へ-」という曲が好きで、サハラの夕陽には憧れがあります。

朝日を眺め、記念撮影をします。現地の若い人(イケメン!)と2ショット写真を撮ったりもしました。
その間、ラクダはおとなしく待っています。
ラクダ

敷いていた毛布をそりのようにして、丘から滑り降ります。私たちが乗った毛布を現地の人が引っ張ってくれるのです。
再びラクダに揺られて、元来た道を戻ります。
ラクダに揺られて

↓私を乗せてくれたラクダです。本当に可愛かったです。
ラクダ

ラクダがこんなに可愛いとは思わなかった!
ツアー参加者の皆さんも、すっかりラクダファンになっていました。

 

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ベルベル風の朝食

砂漠の中のテントで朝食です。朝が早かったので、お腹が空いていました。ナンみたいなものが美味しかったです。
やたらとハエが飛んでいるので、潔癖症の人にモロッコは無理かもしれません。
ベルベル風の朝食

↓ラクダも食事をしてました。
ラクダの食事

帰りもランドローバーに乗って、ホテルへ戻ります。
行きは暗くてよく見えませんでしたが、そこは砂利と石ころの砂漠でした。
4台のランドローバーは帰りもやっぱりバラバラに走っていきました。運転は結構荒いです。
辺りが見えるようになっても、何を目印に走っているのかさっぱりわかりませんでした。

ホテルに戻り、荷物を出して、一息つきます。
足を洗ったら、靴と靴下に砂が入り込んでいました。
砂漠では現地カメラマンが写真を撮っていて、バスの前にそれが並べられていました。
普段、こういう写真は買わないのですが、今回はラクダに乗っている写真2枚と毛布に乗って丘を滑り降りている写真を購入しました(1枚20DH)。

※ブログ内の物価は当時のものです。

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【2012年9月】5日目:大砂丘メルズーガへ~月の砂漠をラクダに揺られて~【モロッコツアー⑨】

いざ、サハラ砂漠へ!

この日のモーニングコールは朝の4:30。砂漠に向けて出発するのが5:00。
「とても30分では準備できない」と思ったので、4:00にモーニングコールをお願いしました。
これが大正解!
今までは時差ボケもあって4:00前には目が覚めていたのに、この日に限ってモーニングコールで飛び起きました。(部屋が広くて電話が遠かったです…) だいぶモロッコに慣れてきたということでしょうか。

出発を待っている間、ホテルマンが、女性陣のスカーフをアラブ風に巻いてくれました。ツアー参加者が「スカーフを巻くところを写真に撮りたい」行ったのですが、ホテルマンの答えは「Non」でした。写真に撮られるのを嫌う人もいるので気をつけないといけませんね。
ランドローバー4台に分かれて乗り込み、いざ、サハラ砂漠へ!

ランドローバーは4台で連なっていくのかと思ったら、だだっぴろいところをバラバラに走っていきます。
夜なので、外がどうなっているのかよくわかりません。
カーナビもついていないし、迷わず目的地にたどり着けるのが不思議でした。
ホテルを出た時は暑かったのに、ラクダが待っている地点に着いたら、肌寒かったです。
ラクダ

見上げると満天の星空で、オリオン座がはっきりと見えました。ネオンがありませんし、空気もきれいなんでしょうね。
高校時代に天文部(1年で辞めましたが)の合宿に参加して、山奥で星を見た時も「すごい!」と思いましたが、その時の比ではなかったです。日本の山奥よりもはるかにたくさんの星が見えました。夜空にはこんなにたくさんの星があるんですね。
流れ星もいくつか見ることができました。

 

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月の砂漠をラクダに揺られて

ラクダに乗るのはオプションのため、料金がかかります。料金は、40ドルか、300DHか、3千円で支払います。
ラクダは独特の座り方をしていて、立つ時は後足から伸ばします。そのため、乗っている人間は前のめりの体勢になって少し怖いです。
座っている時は気付きませんが、ラクダは立ち上がると相当な大きさです。
でも、おとなしくてすごく可愛いです。(私が乗ったラクダが一番可愛かった!…と、全ての参加者が思ったことでしょう。)
ラクダに揺られて

ラクダの綱を引く男性が「月の砂漠をはるばると♪」と日本語で歌っていました。
まさに月の砂漠の世界で、ラクダに揺られて夜の砂漠を進んでいきます。
↓ラクダの鞍には持ち手がついてます。モロッコのラクダはヒトコブラクダです。
ラクダの鞍

目的地につくまでに、少しずつ辺りが明るくなっていきます。
落ちないように乗っているのが大変で、普段使わない筋肉を使うせいか、筋肉痛になりました。

※ブログ内の物価は当時のものです。

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