【2014年5月】3日目:早朝のガンジス河【インドツアー④】

ガンジス河へ

この日のモーニングコールは朝の4:10。ホテル出発は4:40です。
時差ボケなのか、緊張しているのか、少し早めに目が覚めました。
日の出前にホテルを出て、ガンジス河の沐浴風景を見に行きます。(沐浴風景の撮影は遠慮しておきました。)


↑右側の写真の建物には、「久美子の家」と書かれています。
バックパッカーのインド旅行記などに登場する、有名な「クミコハウス」がここのようです。

この日のボートにはエンジン(手で機械を回してロープを引っ張るエンジン)がついていました。
ガンジス河に出ると、物売りがボートに乗って後ろからついてきます。誰も相手にしなかったら、そのうち離れていきました。仏像などを売ってましたが、さすがにガンジス河の上で仏像は買いません。

ガンジス河の対岸、「不浄の地」
↑右側の写真に見えるのは、ガンジス河の対岸、「不浄の地」と呼ばれる場所です。
あいにくの曇り空で、日の出が見られなくて残念でした。(気がついたら太陽が昇ってました。)

ヴィシュワナート寺院とドゥルガー寺院

ボートを降りてから、パスポートと財布以外をどこかのお店に預けて、ヴィシュワナート寺院(黄金の塔)に向かいます。隣にイスラム教のモスクがあるそうで、ここは本当に警備が厳しかったです。
怖い顔をした女性の兵隊さんに「財布を開けなさい」と言われ、財布の中まで確認されました。最初、何を言われているかわからず戸惑っていたら、明らかに相手がイライラしているのがわかって怖かったです。
当然、カメラは持ち込み禁止で、ボディチェックもされます。
信者以外は寺院に入場することはできず、塀の外から塔の天辺を眺めました。
ドゥルガー寺院(真っ赤なお寺)も外観のみの観光です。今思えば、遠くから外観だけでも写真を撮っておけばよかったです。

 
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リクシャー

ガイドさんの計らいで、バスまでの距離をリクシャー(自転車タクシー)に乗りました。
自分ひとりでは値段交渉等がわずらわしくて、絶対に乗れないだろうなぁ…
こういう土地を1人で旅行できる人はすごいなぁと思います。
2人で1台のリクシャーに乗り、私はガイドさんと一緒でした。
ツアー参加者も「自分だけじゃ乗れない」と、リクシャー体験を喜んでました。

ホテルに戻って朝食(バイキング)です。
早朝からいろいろと観光したので、流石にお腹が空きました。
朝からカレーです。
朝食はホテルのバイキング

インドでは3食カレーが当たり前なので、カレー好き方にはお勧めです。
インドのカレーは日本のお味噌汁みたいなものなのかもしれませんね。

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【2014年5月】2日目の続き:ガンジス河でボートからプージャを見る【インドツアー③】

途中、シルク工房へ寄りました。シルク製品を購入できます。
「帯にできそうな布があったらほしいなぁ」と思っていたのですが、値段が高いし、重かったので止めました。外国で買った布を帯に仕立てる、というのは憧れです。
綺麗なサリーもありましたが、着る機会がないので買いませんでした。(同じツアーの若い女性はサリーを買っていました。若かったら、友人の結婚式の二次会などで着る機会があるでしょう。)
一番安いスカーフを3枚5000円(1枚なら2000円)で購入しました。

ガンジス河へ

バラナシ(ベナレス)の街を歩いて、ガンジス河へ向かいます。
ここはインドでもっともディープと言われている土地です。
街は汚くて、牛や犬やがたくさんいました。
現地ガイドさんと現地アシスタントさんが一緒にいるからか、思ったほど物乞いや物売りは寄ってこなかったです。
ボロボロの服を着たやせ細った子供を見ると、「日本という国はなんて恵まれているんだろう」としみじみ思います。
バラナシ(ベナレス)の街

港にも牛が寝そべってました。
同じツアーの若い女性が牛と並んで撮影したところ、機嫌を損ねた牛に角でつつかれそうになってました。インドでは牛は神聖な生き物ですから、軽く扱われて怒ったのでしょうか?
ボートに乗り込み、出発します。
12人を乗せたボートを若い男性(青年より少年に近い年齢に見えました)が手でこぎます。ボートにエンジンはついてません。
ガンジス河のボート

ガイドさんの計らいで、ボートの上でカレーのパイ包み?とチャイをごちそうになりました。美味しかったです。
カレーのパイ包み?とチャイ

船に揺られながら、夕焼けや岸辺の様子などを眺めます。
火葬場は撮影禁止です。(当然ですね。)
ここにきたら人生観が変わるかもしれないと思っていたのですが、そんなことはなかったです。
祖母が亡くなって白い骨になったのを見た時ほどの衝撃は受けませんでした。
初めてインドを訪れるのに、私は年を取りすぎていたのかもしれません。
ガンジス河の夕焼け

 

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プージャ

ガンジス河のほとりでは、 毎日「プージャ」というヒンドゥー教の儀式が行わています。
たいまつを持って踊っているようです。
ボートの上からの眺めはとても幻想的でした。
プージャを最後まで見て帰ると道が大変混雑するとのことで、途中でホテルへ向かいます。
ボートがひしめき合っている中、船頭さんはうまく隙間を通って岸まで運んでくれました。
プージャ

夕食

夕食はホテルのバイキングです。
↓真ん中はお豆のカレーです。私の盛り付けは汚いですね…
夕食はホテルのバイキング

ホテル

この日のホテルは、ヒンドゥスタン インターナショナルホテルです。
ここもなかなかきれいでした。
↓ホテルの外観(内装かも)とお部屋です。
ヒンドゥスタン インターナショナルホテル

※ブログ内の物価は当時のものです。

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【2014年5月】2日目:仏教の聖地・バラナシ(ベナレス)へ【インドツアー②】

朝食はホテルのバイキングです。
オムレツはその場で具を選んで、それを入れて焼いてもらいます。スイカのジュースが美味しかったです。
朝食はホテルのバイキング

デリーからバラナシ(ベナレス)へ

飛行機に乗って、インドの聖地・バラナシ(ベナレスともいいます)に向かいます。
5月だというのに、インドは暑かったです。(6月から雨季に入ります。)

↓黄色い花が綺麗でした。
インドの黄色い花

空港でのチェックは厳しかったです。
バラナシに到着し、空港の外に出ると、すごい人だかりでした。
おそらく客引きだろうと思われましたが、 私たちはツアーで現地ガイドさんがついているためか、声をかけられることはありませんでした。

昼食

まずはレストランで昼食です。

インドのレストランで昼食
↑ 左上の写真はマンゴーラッシーです。甘くて美味しかったですが、冷えてないのが残念でした。
インドのカレーは辛いけれど、後に残る辛さではなかったです。 私は辛いものが苦手(カレーは甘口が好き)ですが、スパイシーで美味しく感じました。

昼食を取っている間に、外は台風みたいな暴風雨になってました。
少し小降りになった隙にバスに乗り込み、目的地へ向かいます。
バラナシでの運転手さんとアシスタントさんは現地の人でした。

途中、木がなぎ倒されていて、ガイドさんとアシスタントさんが木をどかしに行きました。
バスが通る間、アシスタントさんが木を押さえていました。
↓バスの車窓から写しました。
なぎ倒された木

 

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サルナート

ブッダが初めて説法を行った(=初転法輪)と言われる仏教の聖地です。

ダメーク・ストゥーパ

6世紀にアショーカ王によって建てられた仏塔で、ここがまさに初転法輪の地なのだとか。
雨上がりということもあってか、しっとりとした雰囲気でした。赤レンガと緑の草木の対比が綺麗です。
なぜか犬がたくさんいました。犬は好きですし、おとなしい犬ばかりでしたが、放し飼いになっていると少しこわいですね。
ダメーク・ストゥーパ

ムルガンダ・クティ寺院

日本人画家の野生司香雪氏がブッダの生涯を描いた壁画があります。
靴を脱いで入場します。
私たちが入場した時は、停電していて暗かったです。(お昼の大雨と風のせい?)
現地ガイドさんがスマホの懐中電灯機能を使って壁画を見せてくれましたが、暗くてはっきりは見えず残念でした。明るい中で壁画全体を見たかったです。
ガイドさん曰く「(日本人画家が描いた絵なので)顔が日本人」。言われてみればそんな感じを受けました。

ムルガンダ・クティ寺院
↑右側の写真は初転法輪の様子を再現したオブジェ(と呼んでもよいかしら?)です。
正直、これはなくても良かったのではないかと思いいます。テーマパークじゃないんだから…

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