3年ほど前に大阪ミナミで神社仏閣巡りをした時の記録です。
【2014年10月】
この時は、大阪松竹座に「GOEMON」を見に行ってました。
先月、大塚国際美術館のシスティーナ歌舞伎で上演された「GOEMON ロマネスク」の元になった作品です。
歌舞伎とフラメンコが融合した一風変わった舞台で、何度か再演されています。(いちおう「歌舞伎」と銘打っていますが、女優さんが舞台に登場するので、かなり異色です。)
近鉄なんば駅を出て、松竹座を通り過ぎ、繁華街を歩いて、細い道に入ると、法善寺横丁があります。
「夫婦善哉」の看板を見るたびに「ぜんざい食べたいなぁ…」と思うのですが、まだ入ったことはありません。
法善寺
法善寺横丁に鎮座していて、境内と路地の区別がつきにくいです。御本尊は阿弥陀如来です。
苔むした水掛不動様が祀られており、参拝者が水をかけてお祈りしています。
この辺りではいつも猫を見かけます。たまに法善寺で餌をもらっているので、法善寺の飼い猫なのかもしれません。
【2015年1月】
この時は、大阪松竹座に「壽初春大歌舞伎」を見に行ってました。
観劇前に時間があったので、近くの神社仏閣にお参りに行きました。
大福院三津寺
御堂筋沿いにあるお寺で、御本尊は十一面観世音菩薩です。
「みってらさん」「ミナミの観音さん」と呼ばれて親しまれています。
訪れた時間が早かったからか、人気がなく静かでした。
御津宮(御津八幡宮)
アメリカ村近くの繁華街に鎮座しており、「ミナミの氏神様」として親しまれています。
御祭神は応神天皇、仲哀天皇、比咩大神です。
境内社の石宮龍王には倉稲魂命が祀られています。
やはり訪れた時間が早かったのか、こちらも静かでした。
この後、松竹座で「壽初春大歌舞伎」を観劇しました。
中村鴈治郎さんの襲名披露興行で、上方歌舞伎の演目が上演されていました。
ロビーには胡蝶蘭が飾られていてとても華やかでしたよ。
帰りに、なんば駅を通り過ぎて難波八阪神社に向かいます。
難波八阪神社
御祭神は素盞嗚尊、奇稲田姫命、八柱御子命です。
大きな獅子の頭の形をした獅子舞台があります。鳥居をくぐる前から目を奪われるほどのインパクトです。
獅子舞台は昭和49年に完成し、目はライト、鼻はスピーカーの役割を果たすそうです。舞台では各種芸能が奉納されるのだとか。
また、境内には摂社末社がいくつかあります。
↓同じ頃、大阪で神社仏閣巡りをした時の記事はこちらです。↓