食後、船でゆっくりする間もなく、オプショナルツアーの「デンデラのハトホル神殿観光」に出発です。
エジプトは治安が良いとは言えませんが、観光客をしっかりガードしてくれます。そのため、クルーズ船やホテルの外出は絶対禁止。外に出るには政府への届け出が必要なのだとか。
そのため、オプショナルツアーに参加しなかった人は4時間船に閉じ込められ、とても暇だったそうです。(船内にはお店も少ないので。)
神殿に向かう途中、バスの車窓からブーゲンビリア、ロバ、犬、白鷺?が見えました。
デンデラのハトホル神殿
古代エジプト最後の偉大な宗教的建造物です。
もともとイシス神殿、ホルス神殿、ハトホル神殿があったのが、ほとんど破壊されて、現在見ることができるのはハトホル神殿だけだそうです。
ハトホルは牛の角と太陽円盤を頭上につけた、愛の女神です。
神殿の壁には、クレオパトラ7世とカエサル、その息子のカエサリオンのレリーフがあります。クレオパトラの姿を描いたレリーフはとても珍しいそうです。
内部の壁や天井にも装飾がびっしりと施されていて見事です。
神話好きにはたまらないと思います。来てよかったです。
身を潜めていたキリスト教徒が火を焚いたからすすけてしまった、という説明を聞いたように思いますが、記憶違いかも。
しかし、実はこれはレプリカで、実物はパリのルーブル美術館にあるのです。(帰国後、この旅行記を書くためにいろいろ調べていて知りました…)
こういうのは美術館のガラスの中よりも、神殿で見る方が感動すると思うんだけどなぁ。
クルーズ船から見る夕陽
観光後、クルーズ船に戻ります。
お部屋から夕陽が見えました。
船内のレストランで夕食
夕食も船内のレストランでバイキングです。
白ワイン(89エジプトポンド)を頼みました。
アルコールは観光客向けのレストランでしか出ないようです。
国によってはワインより水の方が高いこともありますが、エジプトではワインの方が高かったです。
ワインはボトルで注文することもできて、クルーズ船にいる間はボトルキープができて、好きな時に飲めるそうです。
この日はベリーダンスショーがありましたが、疲れていたのと翌朝の出発が6.30と早いこともあり、シャワーを浴びて早めに休みました。
ショーを見た方の話では、結構よかったらしいです。
※ブログ内の物価は当時のものです