【2019年12月】名古屋市美術館「カラヴァッジョ展」と朔日参り(御朱印紹介)【着物でおでかけ 名古屋】

名古屋市美術館「カラヴァッジョ展」を見に行きました。
せっかくなので、着物を着て朔日参りもしてきました。

三輪神社

令和初日以来の参拝です。あれから7ヶ月も経っていることに驚きました。
御朱印受付ではそれほど並びませんでしたが、受け取りには2時間半ほどかかると言われました。相変わらずの人気ですね。
御朱印帳を預けて、美術館の帰りに受け取りに行きました。

三輪神社

↓左から、「仲良し」の御朱印、朔日参り星野くん)の御朱印、朔日参り(ポインセチア)の御朱印です。
三輪神社の御朱印

↓見開きの「直会」の御朱印です。
三輪神社の御朱印

萬松寺

こちらも令和初日以来の参拝です。
御朱印受付で10分くらい並びました。1時間ほどかかるというので、御朱印帳を預けていったん外に出て、後から受け取りに戻りました。

萬松寺

↓左から、見開きの「沸足」の御朱印と絵の入った御本尊様の御朱印です。
萬松寺の御朱印

限定の書置き御朱印もいくつかありました。
オリジナルの御朱印帳も増えていました。素敵だったので、今ある御朱印帳が減ってきたら購入したいです。

 

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若宮八幡社、連理稲荷神社

久しぶりに訪れたら、境内社の連理稲荷神社の御朱印ができてました。
朔日参りの御朱印は書置ですが、通常の御朱印は御朱印帳に書いていただけます。
待ち時間はほぼなかったです。

若宮八幡社

↓朔日参りの御朱印と連理稲荷神社の御朱印です。狐さんが可愛いですね。
若宮八幡社、連理稲荷神社の御朱印

名古屋市美術館「カラヴァッジョ展」

混雑していましたが、思ったほどではなかったです。(私は割と好きですが、カラヴァッジョは好き嫌いが分かれるのかな、と思いました。)
館内の温度が高いので、羽織は脱ぎました。

名古屋市美術館「カラヴァッジョ展」

カラヴァッジョだけでなく、カラヴァッジョ風の作品ばかり展示されていました。
似ているテイストの作品が並ぶと、良し悪しがよくわかりますね。

図録は重いし場所を取るので、「今回はポストカードにしよう」と思っていたのですが、私が一番気に入った作品のポストカードがなかったので、結局図録を買いました。

名古屋市美術館「カラヴァッジョ展」の図録

常設展も見てきました。
今年の6月に寄贈されたという藤田嗣治の2作品が展示されていました。

その後、名古屋駅で所用を済ませて帰宅しました。

 

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この日の着物

銀杏柄の紬、銀杏柄の半幅帯、藍色に格子柄と黒猫模様の洗える二部式襦袢に生成りの無地の半衿です。
上には紫色の羽織を着ました。羽織紐はビーズで作りました。
足元は足袋ックスです。
12月に銀杏柄は少し遅いかな、と思いましたが、しばらく着ていない着物だったので、袖を通しました。

この日の着物

この着物はリサイクルで自分サイズではないので、着付けに少しもたつきました。
表は正絹で、裏は綿です。
電車で汗をかきましたし、丸洗いのサービス券があるので、近いうちにお手入れに出そうと思います。

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【2019年11月】東海市芸術劇場で「舞踊と狂言」を観劇しました【着物でおでかけ 東海市】

東海市芸術劇場に「舞踊と狂言」を見に行きました。
名鉄太田川駅で下車します。東海市芸術劇場は南口のすぐそばです。

「舞踊と狂言 現代に粋る、芸能の神々」

東海市芸術劇場

日本舞踊「松の緑」

片岡愛之助さんの舞踊です。
歌舞伎の拵えなしの素踊りです。
短いけれど、おめでたい踊りでした。

狂言「二人袴」

茂山千之丞さんの聟、茂山あきらさんの舅、茂山宗彦さんの兄、増田浩紀さんの太郎冠者です。
あらすじを読むと、なんとなく落ちが想像できるのですが、それでもやっぱり面白かったです。

 

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スペシャルトーク

わかぎゑふさん、愛之助さん、茂山あきらさん、宗彦さん、千之丞さんのトークショーです。
狂言と歌舞伎舞踊のコラボは実は珍しいのだそうです。
あきらさんが「ギャラの違いじゃないか」とおっしゃって、わかぎさんが「天使が通りまーす」と前を歩いて遮ってました。その時にめくれてしまった敷物を愛之助さんが直してました。
皆さん、「また一緒にやりたい」というようなことをおっしゃっていたので、東海市芸術劇場に縁のあるわかぎさんの企画で、ぜひ実現してほしいですね。

宗彦さんがOSKの舞台に出るとか、千之丞さんがわかぎさんの舞台に出る(けど、同時期に来日するボブ・ディランの公演に行きたいらしい)など、今後の予定も聞けました。
システィーナ歌舞伎の舞台である大塚国際美術館に、わかぎさんと宗彦さんは行ったことがあるようで、しきりにオススメしていました。
終始ほんわかした感じのトークショーでした。

 

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この日の着物

黒地に銀杏柄の小紋、銀杏柄の袋帯、臙脂に桜模様の長襦袢に深緋の無地の半衿、紅色に白と黒の絞りの入った帯揚げ、紅色と白の帯締めです。
上から紅色の総絞りの羽織を着ました。母のお下がりなので丈が短いです。
羽織紐は100均で買った石をつなげて作りました。
足元は足袋ックスです。

この日の着物

着物と帯はこの時期定番の組み合わせです。
実はこの帯は私にとって最も締めにくい袋帯です。
前腹の模様を出すためには、普段と逆方向に巻かないといけないし、お太鼓の柄を出すのに四苦八苦します。

数日前までは雨予報でしたが、当日は晴れて暑かったです。
羽織はいらないくらいでした。

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【2019年11月】出石で「第十二回 永楽館歌舞伎」を観劇~着物でお出かけ~【兵庫県豊岡市②】

出石に向けて出発

旅館の送迎バスで城崎温泉駅に行き、そこから特急こうのとりに乗って、豊岡駅で下車します。さらに、全但バスに乗って、出石に向かいます。
田んぼに囲まれたのどかな道を通り、バスは時刻通りに進みます。
出石のバス停から永楽館はすぐ近くでした。

 

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第十二回 永楽館歌舞伎

なんと今回は、かぶりつきの真ん中というすごくよいお席でした。
永楽館は小さな芝居小屋なのでどこからでもよく見えますが、やはりかぶりつきだと迫力が違いました。

永楽館

↓「コウノトリ育むお米」の新パッケージが売ってました。
コウノトリ育むお米

思わず買って帰りましたが、これ、食べ終わっても袋を捨てられないじゃないですかー。

道成寺再鐘供養 仙石権兵衛出世噺

安珍・清姫の道成寺ものにご当地ヒーロー・仙石権兵衛の逸話を盛り込んだ新作歌舞伎です。
仙石権兵衛が愛之助さん、安珍が澤村宗之助さん、清姫が中村壱太郎さんです。
道成寺の鐘の下で白拍子花子が舞うところはまさしく道成寺ものですが、場面転換して「紀州山中一つ家の場」になると、なんだか雲行きがあやしくなってきます。

上村吉弥さんが仙石権兵衛の生き胆を食らおうとするコワ~い老婆(実は清姫の霊)、上村吉太朗さんが権兵衛さんに一目惚れして逃がしてあげる健気な娘で登場し、なんだか違うお話みたいです。
清姫の霊の怨みは恐ろしく、真っ赤な大蛇になって現れます。
権兵衛さんと大蛇が立ち回りをするのですが、この大蛇がすごいんです。
番附によると「石見神楽大蛇」だそうで、炎を噴きます。
これが歌舞伎座のような大きな劇場ならそれほど驚かないのですが、臨場感あふれる永楽館で炎を噴かれるとドキドキしました。

大詰は鬼女のような清姫と押戻の権兵衛さんが対決。
清姫が権兵衛さんを安珍と間違えて口説くというハプニング(?)がありましたが、無事清姫の霊は成仏し、権兵衛さんが鐘を担いで悠々と花道を去っていきました。

永楽館

滑稽俄安宅新関

安宅の関なので当然富樫左衛門が登場するのですが、愛之助さんのブログタイトルのような富樫ではなく、よぼよぼのおじいちゃんです。
次々やってくる通行人が一芸を披露しては、関所を超えていきます。

山中一つ家で老婆だった吉弥さんは、今度は綺麗な梅川です。吉太朗さんの忠兵衛との年の差カップルだったので、やたらつっこまれてました。
マイクを握りしめて熱唱する吉弥さんと目が合って(勘違いではなく、ちゃんと目が合ったと思ってます)、テンションが上がりました。

壱太郎さんの小桜姫は、大衆演劇のような衣装で、真っ赤な地に薔薇の柄の長襦袢(それも振袖の長襦袢です)が素敵でした。かぶりつきだったので、壱太郎さんの振りまいた花吹雪が着物にかかって嬉しかったです。
「半沢直樹」のBGMとともに国税局査察部統括官もやってきました。公演中にスペシャルドラマの発表があるなんて、タイムリーですね。
皆さんすごく芸達者で、とても楽しかったです。

バスと列車を乗り継いで帰宅

帰りは出石から豊岡駅までバスに乗って、特急こうのとりに乗りました。
時間通りに到着したのですが、乗り継ぎ時間が短くてハラハラしたので、来年は別ルートを考えようと思います。

 

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この日の着物

薄いピンク地に白のぼかしと吹き寄せの柄が入った小紋、ワインと葡萄と苺の柄の半幅帯(ポリエステル)、鶯色に千鳥模様の長襦袢に源氏香の柄のついた半衿です。
根付は木に五枚銀杏が彫られたものです。(昔、どこかの劇場か、その近くのお店で購入しました。)
中にはあしべの汗取り襦袢を着ており、足元は足袋ックスと裏がゴムの草履です。
ショールは宅急便で送ってしまったので、帯付きです。

この日の着物

↓油断して足が開いてますね。
この日の着物

↓前回の永楽館歌舞伎の記事はこちらです。↓

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