【2017年12月】南禅寺付近で神社巡り(御朱印紹介)【京都嵐山・洛東日帰り旅③】

細かい雨が強くなってきたのですが、周囲に傘を売っているお店はなく、仕方なく濡れて歩きます。

熊野若王子神社

後白河法王が熊野権現を永観堂の守護神として勧請したのが始まりだそうです。
御祭神は国常立神、伊佐那岐神、伊佐那美神、天照皇大神です。
本殿の隣には末社の恵比須社が鎮座しています。
京都三熊野神社の1つ(残りの2つは、新熊野神社と熊野神社)で、熊野参詣の京都の起点です。
厳かな雰囲気の神社でした。
熊野若王子神社

宮司さんに「雨が強くなってきたけど傘を持っていないんです」ということをお話したら、「100均の傘をまとめ買いして置いてあるから」と1本分けてくださいました。ありがたかったです。

↓御朱印です。八咫烏の印が素敵ですね。
熊野若王子神社の御朱印

哲学の道を歩きます。
小川には鴨が泳いでいました。
鴨

大豊神社

宇多天皇の病気平癒の祈願のために創建された、鹿ヶ谷・南禅寺一帯の産土神です。
御祭神は彦名命、応神天皇、菅原道真公です。
境内の大国社には狛ねずみがあり、「狛ねずみの社」と呼ばれているそうです。
また、愛宕社には狛鳶、日吉社には狛猿があり、現代作家さんが作成したらしき狛巳もあります。
境内にはお稲荷さんもありました。
大豊神社

↓御朱印です。
大豊神社の御朱印

少し歩きますが、次は岡崎神社を目指します。
黒谷も拝観したかったのですが、拝観終了時間が近かったので、今回はあきらめました。

岡崎神社

桓武天皇の平安京遷都に際して、王城鎮護のために平安京の四方に建立された社の一つで、「東天王」と呼ばれています。
御祭神は速素盞鳴尊、奇稲田姫命、三女五男八柱御子神です。境内を始め地域一帯が野うさぎの生息地で、うさぎは古くか氏神様のお使いと伝えられています。
狛うさぎ、招きうさぎ、子授けうさぎなど、境内ではいたるところにうさぎが見られます。
子授け・安産、縁結び、厄除けにご利益があり、女性に人気の神社なのか、御朱印受付には着物を着た女性が並んでいました。
岡崎神社

↓御朱印です。ウサギの印が可愛いですね。
岡崎神社の御朱印

帰りは蹴上駅まで歩きました。
途中、歩道がなくなっているところもあり、クラクションを鳴らされたりもしましたが、無事駅に着きました。
そこから、地下鉄で京都駅に向かい、新幹線に乗ります。行きの混雑とは違って、東京方面は空いていました。

「川上屋」の栗きんとん

今回は京都へ行くことを家族に内緒にしていたので、名古屋駅で川上屋の栗きんとんをお土産に買いました。
「川上屋」の栗きんとん

しっとりしてて美味しかったです。食べると咽喉が渇くので、お茶うけに良いですね。

↓前回の京都日帰り神社仏閣巡りの記事はこちらです。↓

にほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ
にほんブログ村

にほんブログ村 コレクションブログ 御朱印へ
にほんブログ村

[スポンサードリンク]

【2017年12月】嵐山、南禅寺付近で仏閣巡り(御朱印紹介)【京都嵐山・洛東日帰り旅②】

11:00前に「時代や」さんを後にして、天龍寺に向かいます。
途中で「りらっくま茶房」を見つけました。
メニューのサンプルを見たら、キャラクターの形をしていて可愛かったです。
今回は通り過ぎただけでしたが、いつか入りたいなぁ。

天龍寺

臨済宗天龍寺派大本山で、世界遺産に登録されています。
開基は足利尊氏、開山は夢窓疎石で、後醍醐天皇の菩提を弔うために創建されました。
『太平記』にはその辺りのことが描かれています。

[↓Amazonへのリンクです↓]

庭園と本堂の両方に入場しました。
冬なので葉まで散っていますが、春は桜が綺麗だろうと思います。
観光するなら春の桜の時期や秋の紅葉の時期がよいのでしょうが、私は冬の枯れた雰囲気も好きです。(何より、人が少ないのがいいです。)
寒いせいか、池の鯉の動きがゆっくりでした。
天龍寺

↓御朱印です。
天龍寺の御朱印

広いお寺なので、一通り見て回るのに1時間くらいかかりました。

「さくら餅 稲」で昼食

甘味処みたいで、お昼時は空いてました。
パフェが美味しそうでしたが、ゆばうどん(食事のメニューはこれだけ)を頼みました。
店内の暖炉に火がくべられていました。
ゆばうどん

嵯峨嵐山駅から移動して、地下鉄東西線の蹴上駅を目指します。
私は「地下鉄に乗るなら京都駅に戻らなくては…」と思い込んでいたので、京都駅まで移動して、烏丸線に乗り、さらに東西線に乗り換えるという時間の無駄をやらかしました。(帰りに駅の表示を見て、二条駅で地下鉄東西線に乗り換えることができると気付きました。)

金地院

南禅寺の塔頭の1つで、小堀遠州作の「鶴亀の庭園」が国の特別名勝に指定されています。
また、本堂(方丈)と東照宮は重要文化財です。
「黒衣の宰相」と呼ばれた以心崇伝(金地院崇伝)が住していたそうです。
金地院

静かで落ち着いた雰囲気がよかったです。
茶室「八窓席」(重文)の特別拝観もありましたが、時間が決まっているとのことで、今回は庭園のみ入場しました。
御朱印は受け付けていないそうです。

南禅寺 三門

事前にネットで調べて、年末は拝観停止になっているとわかっていたので、今回は三門の前を通り過ぎただけです。
歌舞伎で石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と言う有名な場面の舞台となったところですね。
南禅寺 三門

小雨がぱらついてきたので、早歩きで次の目的地に向かいます。

永観堂(禅林寺)

浄土宗西山禅林寺派の総本山です。
御本尊は阿弥陀如来立像(重文)で、「みかえり阿弥陀」と呼ばれています。
「もみじの永観堂」と呼ばれていますが、紅葉は散っています。それでも、風情があって素敵なお庭でした。
永観堂(禅林寺)

池の中にある石の上で水鳥が丸くなっていました。可愛い。
こちらも広いお寺なので、1時間くらいかけて回りました。
永観堂(禅林寺)

↓御朱印です。
永観堂(禅林寺)の御朱印

続きます。

にほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ
にほんブログ村

にほんブログ村 コレクションブログ 御朱印へ
にほんブログ村

[スポンサードリンク]

【2017年12月】「時代や」で物具装束(十二単の上位互換)を体験しました【京都嵐山・洛東日帰り旅①】

今回で5回目となる「時代や」さんでの時代扮装です。
前の月に斎王代と典侍で平安装束を堪能したばかりですが、物具装束を着せてもらえるとあっては、行かないわけにはいきません。キャンペーンにしては値段設定がお高めですが、物具装束を着られると思えば十分許容範囲内です。
メールフォームから予約して、仕事納めの翌日に出かけました。

当日の朝は曇り空。折りたたみ傘を持っていかなかったのは失敗でした。
帰省ラッシュがピークということで、新幹線のホームは混んでました。
普段なら、ひかりの自由席には余裕で座れるのですが、この日は座れませんでした。
名古屋-京都間は30分強なので、立っていてもそれほどつらくはなかったです。

今回の物具装束はキャンペーンで4カットの撮影がついてます。(データも全部購入しました。)
唐衣(青)と表着(緋色)はあらかじめメールで連絡していたので、その下に着る衣装の色を選びます。
毎度のことながら、種類がいろいろあって迷いました。
背景は壁代にしてもらいました。

物具装束とは

『日本服飾史 女性編』によると、「女房装束の晴れの姿といえば、いわゆる俗に云う十二単で、これが最高の服装のように思われたりしているが、さらに厳儀の時には(中略)奈良時代の礼服の形を残したものが用いられた。これを物具装束という」とのことです。

[↓Amazonへのリンクです↓]
 

『紫式部日記』に物具装束についての記載があります。

 

[スポンサードリンク]

物具装束に変身!

メイクしてもらってから、衣装を着せてもらいます。
私はただ立っているだけで白→薄緑→ピンク系(数枚重ねてある)→山吹色→赤の表着→青の唐衣を順番に着せてもらいます。裙帯、 領巾、裳もついてます。
物具装束に変身

衣装はずっしりと重くて、このポーズをずっと続けていたら筋肉痛になりそうでした。
立ち姿で3カット、座って刀を持っている姿(『紫式部日記』の「左衛門の内侍御佩刀とる」のイメージですね)を1カット撮ってもらいました。1カットくらいバストアップで撮ってもらってもよかったかも。(持参したカメラでは写してもらいましたが、写真のデキが全然違うのです。)

↓持参したカメラで写してもらった写真です。
物具装束に変身

脱ぐときはまとめてするっと脱ぐことができます。
『源氏物語』で藤壺が光源氏から逃げようとした時も、こんな感じにするっと脱いで逃げたのかなと思いました。

帰りに写真とデータの入ったCDを渡してもらいました。
毎回思うのですが、ライトと修正の威力がすごいです。持参したカメラで写してもらった写真と比べると、20歳くらい違って見えます。

今回も楽しかったです。
(年甲斐もなく)お姫様の扮装もしてみたいし、別の十二単でお雛様みたいな鬘も被ってみたいし、私の扮装体験はまだまだ続きそうです。

↓前回の時代扮装体験記事はこちらです。↓

にほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ
にほんブログ村

[スポンサードリンク]