私は物を捨てるのがとても苦手です。
趣味で集めたものはもちろん、洋服や日用品も「勿体ない…」「まだ使えるかも…」と思って、なかなか捨てられません。流行には疎いので、傷んでいなければ10年くらい前の服でも平気で着ています。
しかし、群ようこさんの「欲と収納」「老いと収納」を読んで、「少しずつ不要なものを処分した方がよいのでは…」と思うようになりました。
とりあえず、着ていない洋服を処分しようとクローゼットを開けてみます。
長い間着ておらず、状態が悪くなっている服はそのまま処分しました。
古くなった下着や靴下はとっておいて、海外旅行の際に使い捨てにします。(ええ、旅先でロマンスが生まれることは想定していません。)
バーバリーブルーレーベルのチェックのミニスカートなど、年齢的、サイズ的に「これは着られないなぁ…」というものがいくつかありますが、状態がいいので捨てるのは勿体ない。
最近はかしこまったお出かけには着物で行くので、よそ行きのワンピースも着なくなりましたが、これも状態がいいので、近所のリサイクルショップに持って行こうかな。
着物や帯などの和装関係は気に入ったものしか買わないので手放せません。
年齢に合わなくなったら、羽織に仕立て直したり、染め替えたりできるので、処分する必要はないと思ってます。(問題は収納スペースだけ…)
読まなくなった本や雑誌はブックオフに持っていきます。
ずいぶん安値になりますが、自分で1冊ずつインターネットで売るのは手間ですし、トラブルが起きたときの対応を考えると、お店にお任せした方が楽です。
とはいえ、本は減らしたそばから増えていきます。
お芝居のパンフレットや美術展の図録など、一度手放したら入手が難しそうなものは捨てられず、増える一方です。
年を取ったら好きな本に囲まれて暮らしたいと思っているのですが、そんな優雅な生活が送れるのはいつになるやらわかりません。(私が年を取る頃には、70歳定年になっていそうです…)
アンティークフェアなどで購入した酒器や小物はどれも気に入っていて、ぐい呑みやグラスは家でお酒を飲むときに使っています。
これ以上増やさないようにしようと思っていますが、欲張りなので無理かなぁ…
好きなものに囲まれるのが幸せなので、私はミニマリストにはなれそうにないです。