【2018年7月】4日目:ブハラ観光~タキ・バザールでお買い物~【ウズベキスタンツアー⑦】

朝食はホテルのバイキングです。
メニューはそれほど変わりませんが、メロンやお菓子があって嬉しかったです。

朝食はホテルのバイキング

世界遺産に登録されているブハラの観光です。

イスマイール・サーマーニ廟

892年~943年にかけて建築された、中央アジア最古のイスラム建築です。ゾロアスター教の影響も受けている珍しい建物です。
土に埋もれていたのをソ連時代に発掘したそうです。

イスマイール・サーマーニ廟

建物の周りを左に3回周ると願いが叶うということで、皆で歩いて回りました。ただし、願いがいつ叶うかは不明だとか。
建物の穴が蜂の巣になっているみたいで、ガイドさん曰はく「その蜂は毒があるから気をつけて」。

↓ウズベキスタンでやたらと見かけた鳥。結構大きな声で鳴きます。
ウズベキスタンでやたらと見かけた鳥

チャシュマ・アイユブ

チャシュマ・アイユブは「(旧約聖書の予言者)ヨブの泉」という意味です。
ヨブが杖でここを叩いたら、泉が湧き出たという伝説があるそうです。
塔の上にはコウノトリのオブジェがあります。

チャシュマ・アイユブ

 

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バラハウズ・モスク

ブハラ・ハン専用のモスクで、ハンはアルク城から赤絨毯の上を歩いてこのモスクに来て礼拝したそうです。
内部は白と青で美しかったです。

バラハウズ・モスク

アルク城

歴代のブハラ・ハンの居城です。

アルク城

チャイハネでティータイム

建物の3階にあるチャイハネでティータイムです。
日本で日程表を見たときに「ティータイムが多いなぁ…」と思いましたが、お手洗い休憩を兼ねていたのかもしれません。

チャイハネでティータイム

チャイハネから、カラーン・モスク、カラーン・ミナレット、ミル・アラブ・メドレセを一望できました。

カラーン・モスク、カラーン・ミナレット、ミル・アラブ・メドレセ

ミル・アラブ・メドレセ

ソ連時代にも開校を認められていた神学校です。

ミル・アラブ・メドレセ

カラーン・モスク、カラーン・ミナレット

シャイバニ朝時代に建てられたモスクです。「カラーン」とは「大きい」という意味です。
隣にはとても大きなミナレットがあります。
このミナレットはチンギス・ハーンにも破壊されなかったので、様々な伝説が残っているのだとか。
かつては死刑が執行された怖ろしい場所でもあります。

カラーン・モスク、カラーン・ミナレット

 

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タキ・バザールでお買い物

スザニのお店、刃物のお店、紅茶のお店で一通り説明を受けた後、自由時間となりました。
ここでも手描きの木箱が売られていました。値段はヒヴァとそれほど変わりませんでしたが、デザインはヒヴァの方が好みでした。

↓左側の画像が紅茶のお店、右側の画像が刃物のお店です。
タキ・バザール

スザニのお店で出された紅茶が美味しかったので、リーフのスパイスティー(6ドル)を買いました。
刃物屋さんではコウノトリ(オス)の鋏(20ドル←たぶん、ツアーによるボリューム・ディスカウントです)、ブハラ・シルクのスカーフ(1枚10ドルを2枚で18ドルにしてくれました)を買いました。

タキ・バザールでお買い物

ウルグベク・メドレセ

1418年にウルグベクが建てた、中央アジアに現存する最古の神学校です。
自由時間に各自で見に行きました。

ウルグベク・メドレセ

アブドゥールアジス・ハン・メドレセ

ウルグベク・メドレセの200年以上後に建てられた神学校です。
こちらも自由時間に各自で見に行きました。

アブドゥールアジス・ハン・メドレセ

※ブログ内の物価は当時のものです。

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【2018年7月】3日目の続き:イチャン・カラでお買い物【ウズベキスタンツアー⑥】

ジュマ・モスク

様々な年代の木の柱が並んでいます。最も古い4本の柱は10~11世紀のものです。
天窓からの光がたくさんの木の柱を照らしていて、厳かな雰囲気でした。

ジュマ・モスク

1本だけ、インドからの贈り物のバオバブの木の柱があり、仏教っぽい彫刻がされています。
どの柱にもラクダの毛が挟んであります。
ガイドさんによると「ラクダは草と一緒に虫を食べるため、虫が怖がってよってこない」ということで、虫除けのためにそうしているそうです。

チャイハネでティー・タイム

昼食を取ったチャイハネに戻って、ティー・タイムです。
熱いお茶が出ますが、私はザクロジュース(20000スム)を注文しました。
お店の外では、猫が日陰で寝ていました。
自由時間に買い物をするつもりで、10ドル分スムに両替しました。

チャイハネでティー・タイム

ここで解散、夕食の集合時間まで自由時間となります。
私はクトゥル・ムラド・イナック・メドレセに向かいます。
途中で、結婚式を挙げているカップルを見かけました。

 

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女性の自立を助けるプロジェクトのお店「Cocoon(コクーン)」

お店の前で大きなクマさんが出迎えてくれます。
店番の女の子(中学生くらい?)が控えめに布の小箱を勧めてくれたのですが、私の目的はテディベアなので、それを断っていくつかベアの中から1つ選びました。
小さなサイズのテディベアが5ドルでした。ベアはドッピ(民族帽)を被っていて、ちゃんとタグがついてます。

Cocoon(コクーン)

お店を出るときにもう一度小箱を勧められたのですが、手描きの木箱がほしかったので、断りました。
後から思うと、あの女の子の作った小箱だったのかなぁ…?
その時気付いていたら、「あなたが作ったの?」と聞けたのに、と少し後悔しました。

手描きの木箱のお店

西門の近くに手描きの木箱を並べているお店がありました。
値段を聞いてみたら、小さな箱は12ドル、少し大きくなると25ドルでした。
お店の青年はアレコレ勧めたりはせず、1つの箱を手に取って「これは自分が作った。自分の名前と“ヒヴァ”と書いてある」とだけ教えてくれました。
こういう商売っ気のない職人さん相手だと、逆に買って帰りたくなります。
12ドルの木箱を2つ差し出すと、22ドルに値引きしてくれました。

テディベアと木箱

 

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「トザボーグ・パレス」で夕食

ヒヴァ王朝の夏用宮殿ということで、内装が豪華でした… が、エアコンが効いてないし、部屋が暗かったです。
実は停電だったようで、食事の終わり頃にパッとシャンデリアがつきました。

メニューは、前菜(サラダや炒め物)、ヒヴァナン、スープ、メイン(クレープで包んだハンバーグのような料理、マッシュポテト、ご飯)、デザート(リンゴ、ブドウ、洋梨、プルーン)でした。赤ワインは20000スムでした。

「トザボーグ・パレス」で夕食

白いご飯が美味しかったです。
海外でこんなにおいしいお米を食べたのは初めてかもしれません。

ウルゲンチ空港からブハラへ

ウルゲンチ空港から国内線に乗って、ブハラへ移動します。
スーツケースが砂で白っぽくなってました。

ブハラのホテル

ホテルはグランド ブハラです。
ここも鍵を回してドアを開け、中から内鍵をかけるタイプでした。
ロビーでウェルカム・ティーとお茶うけのお菓子をいただきました。

↓ホテルの外観です。
グランド ブハラ

↓ホテルのお部屋です。
グランド ブハラ

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【2018年7月】3日目:ヒヴァのイチャン・カラを観光【ウズベキスタンツアー⑤】

朝食はホテルのバイキングです。
前日と少しメニューを変えてみました。
りんごやプラムは皮ごと食べられますが、流石に洋梨(美味しかったです)の皮はむきました。

朝食はホテルのバイキング

朝食後、前日に書いたポストカードをフロントに出しました。

イチャン・カラの観光

シルクロードプロジェクトマップには、東京ではなくて大阪が載っていました。
シルクロードマップには商人の街・大阪がふさわしいということでしょうか?

イチャン・カラの観光

ムハンマド・アミン・ハン・メドレセ

西門の近くにある神学校で、ホテルとして使われています。

ムハンマド・アミン・ハン・メドレセ

カルタ・ミナル

ムハンマド・アミン・ハン・メドレセの門をくぐったところで、民族音楽、民族舞踊のショーが開催されていました。
毎日催されているわけではないようで、ラッキーでした。後で、大きな人形と一緒に写真を撮ってもらいました。
衣装を着た人後ろに写っているのがカルタ・ミナルです。工事が中断されたままのミナレットです。

民族舞踊のショー

クフナ・アルク

「古い宮殿」の意味の宮殿で、タシュ・ハウリ宮殿と区別するためにそう呼ばれるようになりました。
青いタイルが美しかったです。見張り台にも上れます。

クフナ・アルク

見張り台の上から、泊まっているホテル(マリカ ヒヴァ)が見えました。

 

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ムハンマド・ラヒム・ハン・メドレセ

写真の整理をしていて、「あれ? ムハンマド・アミン・ハン・メドレセに2回行ったっけ?」と思いましたが、よく見たら装飾が違っていました。

ムハンマド・ラヒム・ハン・メドレセ

内部は小さな博物館になっていました。
観光スケジュールには載っていなかったのですが、共通入場券で入場できるので入ったのかもしれません。

ムハンマド・ラヒム・ハン・メドレセ

イスラーム・ホジャ・ミナレット

イスラーム・ホジャ・モスクの隣にあるヒヴァで一番高いミナレットです。

イスラーム・ホジャ・ミナレット

パフラヴァン・マフムド廟

ヒヴァの庇護者で、毛皮職人で詩人で哲学者のパフラヴァン・マフムドさんのお墓です。
「パフラヴァン」とはレスラーのことで、マフムドさんはレスラーでもあったようです。
中は青いタイルで美しく、涼しかったです。

ここの井戸の水を飲むと、男性は強くなり、女性は美しくなるそうです。
井戸の横に水道があって、訪れた地元の人たちは水を飲んでいましたが、ガイドさんから「お腹を壊すので、飲まないでください」と言われました。
余談ですが、「ホテルで歯を磨くときもミネラルウオーターを使ってください」と言われたので、旅行中はそうしていました。

パフラヴァン・マフムド廟

チャイハネで昼食

チャイハネの2階で昼食です。
メニューは前菜(サラダや炒め物)、揚げ物、スープ、マンティ(水餃子に似た料理)、デザート(焼き菓子とアイスクリーム)です。アイスクリームが美味しかったです。
マンティの中身はお肉、カボチャ、チーズでした。ヨーグルトをつけて食べます。写真は3人分です。
さくらんぼジュースは15000スムでした。ブラックチェリーみたいな味でした。

チャイハネで昼食

 

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タシュ・ハウリ宮殿

1830年から1838年にかけてアラクリ・ハーンが建てた宮殿です。
4人の正妻の部屋やハーレムがあります。
宮殿の中庭にある石の丸い台の上には、冬にユルタを立てて来賓をもてなしたそうです。

タシュ・ハウリ宮殿

クトゥル・ムラド・イナック・メドレセ

この中に、女性の自立を助けるプロジェクトのお店「Cocoon(コクーン)」があります。
東京農工大学がサポートしているそうで、「地球の歩き方」にも掲載されています。
ここに行きたくて、事前に添乗員さんに確認したら、ガイドさんが立ち寄ってくれました。(私の他にも行きたいと思っていた人がいたようです。)
場所だけ確認して、自由時間に改めて訪れることにします。

クトゥル・ムラド・イナック・メドレセ

東門の近くに墓石が並んでいましたが、詳細は失念しました。

東門の近く

※ブログ内の物価は当時のものです。

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