【2012年9月】3日目の更に続き:アイト・ベン・ハッドゥで炙り出しの絵を購入【モロッコツアー⑥】

昼食後、さらにバスで移動し、アイト・ベン・ハッドゥに到着しました。

アイト・ベン・ハッドゥ

要塞化された村(クサル)で世界遺産に登録されています。
映画『ソドムとゴモラ』『アラビアのロレンス』『グラディエーター』のロケ地とのことですが、私はどの作品も見たことがありません。
アイト・ベン・ハッドゥ

ここには5家族くらいが住んでいるそうで、そのハッドゥさんの一族の方が現地ガイドでした。カメラマンをかって出てくれたりして、いい人でしたよ。

↓白猫がロバを見つめていました。
アイト・ベン・ハッドゥ

建物の間を縫って、ずんずん上っていきます。
砂漠の中の緑の木を見ると、「ああ、異国にきたんだなぁ…」と感じます。
今で旅行した国はどこもそれぞれに素敵でしたが、モロッコほど異国情緒を強く感じた国はないです。(もちろん、この先もっと強烈に異国を感じる国を訪れるかもしれませんし、そうであってほしいと思っています。)
アイト・ベン・ハッドゥ

炙り出しの絵を購入

帰り道、絵を売っている男性がいました。
サイズによって値段が違い、50DH、70DH、100DHでした。
「確かに綺麗なんだけど、購入するほどでもないかな」と思ってました。
ところが、男性が白い画用紙を取り出し、バーナーで炙り出したら、みるみる絵が浮かんできて… 炙り出しとわかったら、途端に欲しくなりました。
ツアー参加者と「絵が浮き出るところを写真に撮りたい」と話していたら、ガイドさんが交渉してくれたらしく、写真を撮らせてくれました。
炙り出しの絵

これが決め手になって、ツアー参加者の半数くらいが絵を買ってました。私も70DHの絵を購入。ちゃんとサインも炙り出しで入っています。

↓私が買った絵です。
炙り出しの絵

その後「今日の生活費は稼いだ」とばかりに店じまいしてしまうところが、モロッコ的でした。

↓ロバが近くにきてました。
アイト・ベン・ハッドゥ

白猫は同じ場所でまったりしています。(写真の角度が違いますが、白猫は先ほどと同じ場所にいます。)

帰り際、現地の女の子が「キャンディ!」「キャンディ!」と駆け寄ってきたのですが、あいにく、飴玉の持ち合わせはありませんでした。
同じツアーの参加者が別のところで子供に飴をあげている観光客を目撃したそうですが、どこからともなくたくさんの子供がすごい勢いで集まってきて、その観光客についているガイドが追い払っていたそうです。

 

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ワルザザートのホテルに到着

ホテルは、ファラ・アル・ジャヌーブです。
↓ホテルのお部屋です。
ワルザザートのホテル

鍵はシリンダー。古いけど、結構洒落たホテルだと思います。
ここでも「シャワーは早めに済ますように」と言われました。
モロッコでは、洗濯物が乾くのが早いので助かります。特に、手ぬぐいは乾くのが早いので、海外旅行向きだと思います。(アイロンがないから皺が取れませんが…)

夕食はホテルのバイキングです。
オレンジジュースは30DHでした。瓜みたいな果物をたくさん取ってます。
夕食はホテルのバイキング

小さなスーパー

近くに小さなスーパーがあったので行ってみましたが、微妙な品揃えだったので、結局何も買いませんでした。
ホテルの売店を覗いてみましたが、値札がついていません。
どうしてもほしいというものもなく、値段交渉する気力はないので、とりあえず、絵葉書(3DH)だけ買いました。一緒に切手も買おうと思ったのですが、エアメイルには切手が2枚必要で、お店には1枚しか残っていないとのこと。「明日入荷する」と言われたので、翌朝顔を出すことにしました。

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【2012年9月】3日目の続き:ジャマ・エル・フナ広場とアルガンオイルのお店【モロッコツアー⑤】

ジャマ・エル・フナ広場

夜と朝で雰囲気が違います。
猿やコブラ(本物!)を連れている人がいました。

少しだけ自由時間があったので、ツアー参加者の何人かとスルーガイドさんと一緒に広場が上から見渡せるカフェに行きました。
↓レモネードは15DHでした。美味しかったです。そして、やっぱりここにも猫がいました。
ジャマ・エル・フナ広場

馬車を引いている馬がこけたのを見てビックリしましたが、無事に起き上がって歩き出したのでホッとしました。
ジャマ・エル・フナ広場

シルバーアクセサリーのお店

スルーガイドさんに連れられて、シルバーアクセサリーのお店に行きました。
「いいなぁ」と思うものはそれなりのお値段だったり、サイズが合わなかったりで、結局買いませんでした。
ラクダに乗った後にこのお店に行ったら、ラクダのペンダントトップを買っていたと思います。

アルガンオイルのお店

ワルザザートを目指してバスで移動します。
途中で、アルガンオイルのお店に寄りました。
アルガンオイルのお店

アルガンの実は美味しいらしく、山羊が木に登って実を食べるそうです。山羊が木に登っている絵葉書を見せてもらいました。同じものがほしいと思ったのに、買いそびれました。
アルガンオイルは1つの実から少量しか取れないため高価なのですが、モロッコでは物価が安いこともあり、割とお手頃価格でした。
このお店で扱っているのは100%のアルガンオイルなので少々お高めです。スーパーなどに行けば、別の物が混ぜてあるオイルを安く買えるそうです。
食用(コレステロールを下げるそうですよ)と、化粧品が売ってました。

普通のオイル、アーモンド味、もう1つ(何味か忘れました)をパンに塗って試食させてくれました。アーモンド味が美味しかったけど、200DHは高いと思ったので、止めました。
とりあえず、食用のオイル(100DH)、泥パック(100DH)、クリーム(100DH)、石鹸(70DH)を購入。
手作業で瓶につめているため、液体が漏れないように頑丈にコーティングしてくれました。

 

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ティシュカ峠

↓標高2,260m地点です。
ティシュカ峠

バスはオート・アトラスを越えて進んでいきます。

レストランで昼食

15:00くらいの遅い昼食となりました。
メニューは、ベルベル風スープ、オムレツ、タジン(牛肉入り)、フルーツです。
レストランで昼食

タジンのポテト(写真に写っている黄色い物体)が美味しかったです。瓜みたいなフルーツはどこでも出てきて、美味しかったです。(モロッコでの私の主食だったかも…?)
飲み物はりんごソーダ(缶入り)を頼みました。20DHでしたが、缶には4DHと書いてあります。レストラン価格(それも山の中)なので仕方ないですね。ミネラルウォーターも4DHくらいのはずが、レストランでは25DHもします。
値段が高いのはともかくとして、ぬるいのには閉口しました。

↓レストランのソファで優雅にくつろぐお猫様。
レストランの猫

※ブログ内の物価は当時のものです。

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【2012年9月】3日目:メナラ庭園とバヒア宮殿【モロッコツアー④】

朝食はホテルのバイキングです。(写真を撮り忘れました。)
夕食は美味しくなかったですが、朝食のパンは美味しかったです。
トマト、キュウリ、オリーブ、チーズ、ハム、ゆで卵、シリアルなどがありました。

↓前日とは別の猫がいました。
モロッコの猫

部屋でテレビをつけたら、仏語のニュースが流れていました。
出発前、フロントの場所がわからず、「食堂どこ?」「エントランスどこ?」と回りのスタッフさんにに聞きながら、何とか集合場所にたどり着きました。

メナラ庭園

オリーブの木がたくさんありました。
現地のカメラマンが勝手にツアーについて回って、写真をバシャバシャ撮ってきます。 別に押し売りされるわけではありません。レストランやホテルに着いたときにカメラマンがやってきて、現像した写真を並べて販売するのです。1枚20DHでした。
私はそういう写真はほとんど買わないので、なるべくカメラを避けるようにして歩きました。もちろん、写真を気に入って買っている人もいましたよ。
メナラ庭園

↓庭園内の貯水池のほとりに猫と犬がいました。
メナラ庭園の犬と猫

カメラを向けたら、猫に吠えられました。
モロッコでは、尻尾までふさふさの猫が多いようです。
時折、池で大きな魚が跳ねて、その音に驚きました。

↓ブーゲンビリアです。
ブーゲンビリア

「恋人よ」というドラマの最終回にこの花が出てきたという記憶があります。
真ん中の白い部分が花だそうです。花の色は全て白で、赤、白、オレンジ、紫…と色鮮やかなのはがくなのだそうです。

↓こうして比べてみると、ラクダって大きいですねぇ。
ラクダ、ロバ、人の比較図

 

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クトゥビアの塔

12世紀に建てられたムーア様式の建築です。
下車して外観を撮影しただけです。
クトゥビアの塔

↓このオレンジは葉っぱが2つに分かれています。
オレンジの葉っぱ

これは食べられないタイプのオレンジで、マーマレード用なのだそうです。食べられるオレンジは、下のハート型の小さな葉がついていないのだそうです。

スークを歩いて、バヒア宮殿に向かいます。
↓コウノトリがいました。
コウノトリ

バヒア宮殿(バイア宮殿)

摂政の宮殿で、4人の正妻と24人のお妾さんが住んでいたそうです。まるで、モロッコの六条院ですね。
今は少し厳しくなって、新しい正妻を迎える時は、すでにいる正妻全員の許可がいるのだそうです。
スルーガイドさんは、複数の正妻を持つことに対して「一人でも面倒臭いのに…」と言っておりました(笑)。

↓入り口です。
バヒア宮殿 入口

庭にはたくさんの猫がいました。
バヒア宮殿の猫

壁や天井の装飾が素晴らしかったです。
バヒア宮殿

↓右側の写真は、一番お気に入りの正妻(第三夫人)の部屋です。
バヒア宮殿

イスラム教では4人の正妻を持つことができますが、全員平等に扱わないといけないのだそうです。
でも、この宮殿の主はそうはしておらず、この奥さんの部屋が一番綺麗な装飾でした。
主の寝室は春夏用と秋冬用の2箇所ありました。

※ブログ内の物価は当時のものです。

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