【2016年12月】着物でお出かけ 吉例顔見世興行(先斗町歌舞練場)とお寺巡り(御朱印紹介)【京都ひとり歩き】

以前、京都のお寺を訪れたときの記録です。
この月は2回京都を訪れました。

蓮華王院 三十三間堂

後白河上皇が院政を行った際に御所に造営されましたが焼失し、後嵯峨上皇によって再建されたそうです。
御本尊は湛慶作の千手観音坐像(国宝)です。同じく国宝の風神像・雷神像、二十八部衆像も安置されています。
10年以上前に訪れたことがあり、2度目の拝観です。
重要文化財の千体千手観音立像は圧巻ですね。
蓮華王院 三十三間堂

↓御朱印帳です。
蓮華王院 三十三間堂の御朱印帳

↓御朱印です。
蓮華王院 三十三間堂の御朱印

法住寺

989年に藤原為光公が創立されたお寺で、木曾義仲に焼き討ちされました。
御本尊は身代り不動明王像です。
法住寺

↓御朱印です。ご住職が不在で、書き置きをいただきました。
法住寺の御朱印

オリジナルの御朱印帳ができたみたいですね。
他にも数種類の御朱印と期間限定の御朱印もあるようです。

智積院

真言宗智山派総本山で、御本尊は金剛界大日如来です。
境内はとても広いです。
智積院

↓御朱印です。御本尊様の御朱印をいただきました。
智積院の御朱印

他に数種類の御朱印があります。

南座

建て替え工事中でしたが、まねきが上がっていました。
今年の秋に柿落とし公演がありますね。
南座

この後、所用を済ませて帰宅しました。

この日の着物

加賀友禅の訪問着に、西陣織の袋帯、白地にぼかしの入った長襦袢、源氏香と花の柄がついた道中着です。
半衿は水色に蘭の刺繍がしてあります。
帯揚げはグレーに桜柄、帯締めはピンクっぽい紫色、帯留め代わりにチェコのクリスマスツリーのブローチをつけています。
この日の着物

 

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後日、再び京都を訪れました。

誓願寺

浄土宗西山深草派総本山で、御本尊は阿弥陀如来です。もとは石清水八幡宮に安置されていた仏様が、神仏分離のため移安されたそうです。
清少納言、和泉式部、松の丸殿(豊臣秀吉の側室)が帰依した女人往生の寺として有名です。
誓願寺

↓御朱印です。
誓願寺の御朱印

こちらも他に数種類の御朱印がありました。
いただいていない御朱印は、次に訪れたときに…と思っています。(いつになるでしょうね。)

先斗町歌舞練場で「吉例顔見世興行」を観劇

中村雀右衛門さんの襲名披露興行でした。
ロビーには舞妓さんがいました。(写真を撮らせてもらいましたが、勝手に載せるのは差し控えます。)
先斗町歌舞練場「吉例顔見世興行」

三部制のうち、一部と二部を見ました。
一部は愛之助さんの「実盛物語」、藤十郎さんと雀右衛門「道行旅路の嫁入」です。
歌舞練場は狭いので、実盛が馬に乗って花道を引っ込むことができず、最後は舞台の上でした。
「道行旅路の嫁入」では、劇中で襲名披露の口上がありました。

先斗町歌舞練場「吉例顔見世興行」

二部は鴈治郎さん、孝太郎さん、愛之助さんの「車引」、仁左衛門さんと雀右衛門さんの「吉田屋」、海老蔵さんの「三升曲輪傘売」です。
「車引」は上方版で、三つ子の衣装がピンクや水色で見ていて新鮮でした。
「吉田屋」は華やかで素敵でした。
「三升曲輪傘売」は海老蔵さんがたくさんの傘を出していて、手品のようでした。

この日の着物

薄緑の色無地、黒地に花模様の名古屋帯、鶯色に千鳥の柄の長襦袢、紫の羽織です。
半衿は雪だるまがスキーをしている柄です。
帯揚げは薄紫に洋風の模様、帯締めは朱色、この日もチェコのアンティークブローチを帯留代わりにしました。
この日の着物

↓最近の歌舞伎観劇の記事はこちらです。↓

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【2018年4月】着物でお出かけ 日本料理マナー講座と神社仏閣巡り(御朱印紹介)【勝川・大須】

呉服屋さんのお出かけイベントで、ホテルプラザ勝川の「はなのき」さんの日本料理マナー講座に行ってきました。
夕方から雨予報だったので、念のため雨ゴートと折りたたみ傘を持っていきました。

地元駅に着いたら、携帯電話を家に忘れてきたことに気付きました。
電車の出発を待っていると、「この地方に起きた地震のため、全線で運転を見合わせています」とのアナウンスが… 幸い、10分ほどで発車しましたが、そのまま動かなかったらお店の人への連絡手段がなくなるところでした。

金山駅からJRに乗って、勝川駅に向かいます。
ホテルプラザ勝川は駅のすぐ近くです。
ホテルプラザ勝川

ホテルプラザ勝川「はなのき」日本料理マナー講座

日本料理マナー講座といっても、呉服屋さんがお願いした特別講座のため、堅苦しいものではなかったです。食事をしながらアドバイスをいただいたり、わからないことを質問したりという感じでした。
ホテルプラザ勝川「はなのき」日本料理マナー講座

“かいせき”料理には2種類あって、「懐石料理」はお茶に合ったお料理、「会席料理」はお酒に合ったお料理だそうです。はなのきさんは「会席料理」なので、お酒に合った味付けになっているとのことでした。確かに、お酒によく合うお味でした。ちなみに、お酒は蓬莱泉をいただきました。
ホテルプラザ勝川「はなのき」日本料理マナー講座

食事後、雨が降りそうなら早めに帰ろうと思いましたが、晴れ間がのぞいていたので、少し歩いて勝川大弘法にお参りに行きました。

勝川大弘法 崇彦寺

「しゅうげんじ」読みます。
街中の狭い路地に入っていくと、お堂がありました。
ふと見上げると、その名の通り大きな弘法様が…!
境内にはお不動様や観音様も祀られてました。
勝川大弘法 崇彦寺

↓御朱印です。
勝川大弘法 崇彦寺の御朱印

JR金山駅で地下鉄名城線に乗り換え、上前津駅に向かいます。

 

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三輪神社

なんだかんだで、毎月参拝しています。
嫌なことがあった時、こちらのウサギさんを撫でると元気をもらえる気がします。
境内に隠れているウサギさんたちを探すのも楽しみです。
三輪神社

この日は当日限定の御朱印がなかったからか、私の訪れた時間帯のためか、いつもより参拝客が少なかったです。
そのため、宮司さんとゆっくりお話できました。
その時、地震で少し揺れました。帰りの電車も少し遅れました。
三輪神社

↓4/2~4/30限定「狐さんと星野くん」と初午稲荷の御朱印を見開きでいただきました。
三輪神社の御朱印

↓4/2~4/30限定「花見団子とうさぎ」と3/14~4/15限定「春の日」の御朱印を見開きでいただきました。
三輪神社の御朱印

↓左側がシンプルな御朱印、右側が4月限定(通常版)の「水芭蕉」の御朱印です。
三輪神社の御朱印

↓4月限定「桜満開」の見開きの御朱印です。
三輪神社の御朱印

この日の着物

草木染めの飛び柄の小紋(染料も柄も桜)、キツネとタヌキの手描きの袋帯、えんじ色に桜柄の長襦袢、グレー地に猫柄の帯揚げ、3色の帯締めです。キツネとタヌキは桜吹雪の下で酒盛りをしています。
半衿は黒地に「不思議の国のアリス」をモチーフにしたウサギと時計とトランプの刺繍が入っています。足袋は黒地に猫柄のタビックスで、今日は動物尽くしです。
この日の着物

羽織はそろそろ暑いかなと思ったので、薄手のショールを引っ掛けていきました。
いつまでたっても、帯締めがきれいに結べないので何とかしたいです。

↓以前、着物でお出かけした時の記事はこちらです。↓

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【2018年3月】歌舞伎座で「三月大歌舞伎」の昼の部を観劇【着物で東京】

先日、歌舞伎座に「三月大歌舞伎」の昼の部を見に行きました。
神社仏閣にお参りに行きたかったのですが、もたもたしてたら時間がなくなったので諦めました。

歌舞伎座で「三月大歌舞伎」の昼の部を観劇

歌舞伎座「三月大歌舞伎」

国性爺合戦

近松門左衛門の作品で、中国を舞台にしたお話です。
愛之助さん演じる和藤内のモデルは、台湾の英雄 鄭成功です。衣装と隈取は梅王丸に似ています。
韃靼国の将軍 甘輝役が芝翫さん、奥さんの錦祥女役が扇雀さん、和藤内と錦祥女の母親役に秀太郎さんです。
この後見る「芝浜革財布」もそうですが、歌舞伎に登場する女性は強くて健気です。(たまにとんでもない悪女もいますけどね。)

錦祥女は天冠を被り、袖口がひらひらした綺麗な衣装を着ていました。あんな衣装を着てみたいです。(中国風の衣装ですが、時代やさんで扱ってくれないかなぁ…)
和藤内と甘輝が最後に着ていた衣装もすごかったです。
時事ネタのもぐもぐタイムや「そだねー」がありました。

四世中村雀右衛門七回忌追善狂言 男女道成寺

雀右衛門さんの花子と松緑さんの桜子実は左近の舞踊です。
舞台が満開の桜で、この季節にぴったりです。
雀右衛門さんと松緑さんの衣装がお揃いの桜模様で素敵でした。
手拭い巻きがありましたが、残念ながら私はキャッチできませんでした。

芝浜革財布

芝翫さんの魚屋政五郎、孝太郎さんの女房おたつの人情物です。
政五郎の長屋仲間が酔っぱらって奥さん自慢をするところが微笑ましかったです。
最初はもっさりしていたダメ男の政五郎が、商売に成功して見違えるようにかっこよくなっていました。
お芝居中に、芝翫さんが愛之助さんの部屋子になった愛三朗君をさりげなく紹介してました。

 

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歌舞伎茶屋で一休み

終演後、東京に住んでいる幼馴染みが買い物がてら東銀座まで来てくれました。
歌舞伎座の地下にある木挽町広場の「歌舞伎茶屋」で、甘味を食べながらお喋りしました。
お互い、職場では話せないようなことを本音でいろいろ喋ってスッキリしました。
歌舞伎茶屋で一休み

一緒に乗るのに都合のよい路線がなかったので、帰りは2人で東京駅まで歩きました。
歌舞伎座から東京駅って意外と近いんですねぇ。
駅の広い構内をうろうろして乗り換え口を探すくらいなら、歩いた方が早いかも…
もっとも、今の季節は心地よく歩けますが、夏に歩くのは厳しいかもしれません。

木挽町広場

この日の着物

草木染めの飛び柄の小紋(染料も柄も桜です)、白地にウサギ柄の名古屋帯、紅色の絞りの羽織、朱色の地にテディベア柄の長襦袢、薄紫にインコの模様が入った帯揚げ、3色の帯締めです。
羽織は母が嫁入りの際に持ってきたものなので、私の年で着るには少し派手ですね。
年甲斐もなく、春っぽく赤やピンクでそろえてみました。
この日の着物

新幹線に乗るときは、うとうとすると衿元をファンデーションで汚してしまうので、100均で買った薄手のスカーフ(綿製品)を首に巻いています。

↓以前の歌舞伎観劇の記事はこちらです。↓

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