以前、京都のお寺を訪れたときの記録です。
この月は2回京都を訪れました。
蓮華王院 三十三間堂
後白河上皇が院政を行った際に御所に造営されましたが焼失し、後嵯峨上皇によって再建されたそうです。
御本尊は湛慶作の千手観音坐像(国宝)です。同じく国宝の風神像・雷神像、二十八部衆像も安置されています。
10年以上前に訪れたことがあり、2度目の拝観です。
重要文化財の千体千手観音立像は圧巻ですね。
法住寺
989年に藤原為光公が創立されたお寺で、木曾義仲に焼き討ちされました。
御本尊は身代り不動明王像です。
オリジナルの御朱印帳ができたみたいですね。
他にも数種類の御朱印と期間限定の御朱印もあるようです。
智積院
真言宗智山派総本山で、御本尊は金剛界大日如来です。
境内はとても広いです。
他に数種類の御朱印があります。
南座
建て替え工事中でしたが、まねきが上がっていました。
今年の秋に柿落とし公演がありますね。
この後、所用を済ませて帰宅しました。
この日の着物
加賀友禅の訪問着に、西陣織の袋帯、白地にぼかしの入った長襦袢、源氏香と花の柄がついた道中着です。
半衿は水色に蘭の刺繍がしてあります。
帯揚げはグレーに桜柄、帯締めはピンクっぽい紫色、帯留め代わりにチェコのクリスマスツリーのブローチをつけています。
後日、再び京都を訪れました。
誓願寺
浄土宗西山深草派総本山で、御本尊は阿弥陀如来です。もとは石清水八幡宮に安置されていた仏様が、神仏分離のため移安されたそうです。
清少納言、和泉式部、松の丸殿(豊臣秀吉の側室)が帰依した女人往生の寺として有名です。
こちらも他に数種類の御朱印がありました。
いただいていない御朱印は、次に訪れたときに…と思っています。(いつになるでしょうね。)
先斗町歌舞練場で「吉例顔見世興行」を観劇
中村雀右衛門さんの襲名披露興行でした。
ロビーには舞妓さんがいました。(写真を撮らせてもらいましたが、勝手に載せるのは差し控えます。)
三部制のうち、一部と二部を見ました。
一部は愛之助さんの「実盛物語」、藤十郎さんと雀右衛門「道行旅路の嫁入」です。
歌舞練場は狭いので、実盛が馬に乗って花道を引っ込むことができず、最後は舞台の上でした。
「道行旅路の嫁入」では、劇中で襲名披露の口上がありました。
二部は鴈治郎さん、孝太郎さん、愛之助さんの「車引」、仁左衛門さんと雀右衛門さんの「吉田屋」、海老蔵さんの「三升曲輪傘売」です。
「車引」は上方版で、三つ子の衣装がピンクや水色で見ていて新鮮でした。
「吉田屋」は華やかで素敵でした。
「三升曲輪傘売」は海老蔵さんがたくさんの傘を出していて、手品のようでした。
この日の着物
薄緑の色無地、黒地に花模様の名古屋帯、鶯色に千鳥の柄の長襦袢、紫の羽織です。
半衿は雪だるまがスキーをしている柄です。
帯揚げは薄紫に洋風の模様、帯締めは朱色、この日もチェコのアンティークブローチを帯留代わりにしました。
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