【注意】
あくまで私が受診したクリニックでの体験談なので、必ずしも参考になるとは限りません。
検査当日
「リスクがあると理解したうえで検査を受けます」「ポリープが見つかったらその場で除去してもよいです」などと書かれた同意書を提出します。家族のサインも必要なので、母に書いてもらいました。
まず、蜂蜜みたいな激甘の下剤を飲まされます。とろみがあり、喉に引っかかって飲みにくいです。
その後、スポーツドリンクのような下剤(1Lくらい? 500mlのペットボトルよりは確実に多かったです)を15分以内に飲むように言われます。私は普段水分を多く取る方ですが、それでも15分で飲み切るのは辛かったです。
下剤を飲み終わったら、血糖値を上げるためにブドウ糖をかじります。
大腸が空っぽになったら検査開始… なのですが、私のお腹はちっとも空になりません。
水分を取りながら(ペットボトルのお水を2本飲みました)歩きまわり、大腸を刺激する振動マシンに5分間揺られ、座薬を投入され、さらに振動マシンに揺られ… そんなこんなで4時間経っても、まだ検査できる状態になりませんでした(涙)。
結局、腸に残っているカスを機械で吸い取りながらカメラで検査することになりました。そのため、通常より時間がかかるそうです。
検査中、目の前のモニターで自分のお腹の中(ハムみたいなピンク色です)を見ることができます。
カメラを入れた時はなんともなかったのですが、大腸の曲がり角にカメラがぶつかった時に異物感で苦しかったです。
看護師さんに「力抜いた方が絶対に楽よ。カメラには勝てないから力抜いて」と言われましたが、苦しいものは苦しい…
「検査中にガスが出るけど、恥ずかしくないから我慢しないで」と言われましたが、結局ガスは出ませんでした。
先生からは「大腸から押し出す力が弱い」と言われました。
何を食べたらよいのかと聞いたら、「バランスが大事」だそうです。カスがたまるので、野菜の食べ過ぎもよくないそうです。
検査後
大腸の動きをよくする点滴をうってもらいました。人生初点滴です。
点滴が終わったら、出されたバナナとプリンを食べました。
最後に「問題ないです」ということで、腸内の画像をプリントアウトしたものをもらい、会計をして検査終了です。
点滴をうちながら「担々麺が食べたいなぁ…」などと考えていましたが、そんな刺激物を空っぽのお腹に放り込むわけにもいかず、おにぎりを買って帰りました。
大腸検査は大変ですが、「もし癌だったら…」と不安に思いながら過ごすくらいなら、さっさと検査してしまった方が良いと思います。
大腸がんは進行が遅く、早期発見で助かる確率は高いらしいので、検査を嫌がって手遅れになっては勿体ないですからね。
今回は何事もなく終わって良かったですが、腸内環境をよくするために食生活を考え直さねば…と思いました。