毎年恒例の呉服屋さんが主催するクリスマス会に行ってきました。
ホテルで昼食をとりながら、お楽しみ抽選会などがあります。(ここでの着物の販売などは全くありません。)
当然、参加者の皆さんは着物姿です。
着物は好きなものを着ればよく、私は普段着る機会の少ない訪問着を着ましたが、紬を着ている人、小紋を着ている人など様々です。他人のコーディネートをたくさん見ることができるので、それがとても楽しみです。(実際に着物を着ている人の姿を見るのはとても参考になります。)
グランドティアラ安城のお料理
会場はグランドティアラ安城でした。
クリスマス仕様にきれいに飾り付けられていました。
お料理も満足でした。
特に、デザートのフォンダンショコラはナイフを入れると暖かいチョコレートが溶けだしてきて、美味しかったです。
この日の着物
総絞りの訪問着、松と桜の染帯、テディベアの長襦袢、薄紫に桜模様の帯揚げ、ベージュに金糸の入った帯締、帯留はパールのブローチです。
その上に源氏香の柄のついた道中着を着ました。
総絞りの訪問着とはいえ、新古品(モデル着用品)のため、かなりお値打ちでした。(お仕立て上がりなのに、サイズがぴったりなのがよかったです。)
「襦袢がカジュアルすぎるかな?」とも思いましたが、身内のパーティみたいなものなので、着たいものを着ました。
着物の格がどうとか、着付けがどうとか、「着物はかく着るべし!」みたいなこと言う人はいないので、気楽です。
呉服屋さんについて
私はたまたま自分に合う呉服屋さんを見つけることができたので、ラッキーだったなぁと思います。
ぐるぐる巻きにされて買うまで返してもらえないとか、高額の着物や帯をローンで買わされそうになったなどという体験談をネットや本で見かけますが、そんなところに当たったら、着物まで嫌いになってしまいそうです。
「無料の着付け教室に通ったら、販売会に強制参加させられて強く購入を勧められた」という話もよく聞きますが、テレビCMや広告をバンバン出している着付け教室に行って、無料ですむはずがないですね。
今の呉服屋さんとお付き合いを始めたきっかけは、1回300円の着付け教室です。
「1回ごとに料金を払うシステムなら、合わないと思ったらすぐやめれるからいいかな」と思って、通い始めました。
押し売りされることもなく、年配の店員さんがいていろいろ相談できるところがよかったです。
お手入れ、仕立て直しを気軽に頼めるところもポイントが高かったです。(買う回数より着る回数の方が多いですから、アフターケアがしっかりしていないと、後々困ります。)
これから着物を着てみようと思っている方は、店員さんと常連さんらしき客がお喋りしているような呉服屋さんを探すとよいかもしれません。常連さんらしき客がラフな格好をしていれば、なおよいのではないかと思います。(あくまで私の主観ですが。)
↓以前の着物でお出かけした時の記事はこちらです。↓