朝食はホテルのバイキングです。
レタスとスープが嬉しいです。
一口サイズのお菓子がいろいろあって、美味しかったです。
飲み物はあまり冷えていないことが多かったですが、ここのリンゴジュースは少し冷たかったです。
いよいよ、「青の都」サマルカンドの観光です。
サマルカンドは世界遺産に登録されています。
レギスタン広場
夜景も素敵でしたが、太陽の下で見ても素敵でした。(写真ではいまいち伝わらないのが残念です。)
下車観光の予定でしたが、地元の旅行会社のサービスで入場することができました。
メドレセの中にはお土産物屋さんがあり、お皿やクリスマスツリーの飾り、タイル、サマルカンドペーパーなどが売られていました。
切手を売っているお店があったので、切手を3500スム分(450スム×2枚、1300スム×2枚)買いました。
ティラカリ・メドレセ
広場中央の神学校で、1660年に建てられました。
「ティラカリ」とは「金箔された」と言う意味で、名前にふさわしい絢爛豪華な内装でした。
ウルグベク・メドレセ
広場の向かって左側の神学校で、1420年に建てられました。
ティムール朝の4代目君主のウルグベクは天文学者でもあり、自ら教壇に立ったそうです。
シェルドル・メドレセ
広場の向かって右側の神学校で、1636年に建てられました。
虎のような豹のような獅子のような生き物が白い鹿を追いかけています。
ガイドさんによると、イスラム教は偶像崇拝禁止のため、あえて実在しない動物の姿にして言い訳をしているのだそうです。また、白い鹿は近隣諸国を現していて、いずれ征服するという意味が込められているのだとか。
ブハラのナディール・ディヴァンベギ・メドレセもそうですが、こういう唯一絶対の神に対する禁忌を犯すデザインって、なんだかドキドキします。
チャイハネで休憩
工事中の道路を通って、チャイハネで一休みです。
熱いお茶とクッキーをいただきました。
小さな猫がいました。
ビビハニム・モスク
ティムールの正妻・ビビハニムが建てたモスクです。
建築を急がせるために建築家にキスを許したら、ビビハニムの頬に痕が残ってしまったとの伝説があります。
ガイドブックでは怒ったティムールが妃も建築家も死刑にしたとの言い伝えが紹介されていますが、ガイドさんの話してくれた説は少し違いました。
ビビハニムはモンゴル帝国かどこかのお姫様だったこともあり、ティムールは殺したくなかった。それ以後、女性は体を布で覆って顔を見せることを禁じられた。建築家は発明家でもあり、塔から突き落されて死刑になるはずが、翼を隠し持っていて飛んで逃げた。
…と、いうのがガイドさんの説明です。私はこちらの方が面白いなぁと思います。
なお、ティムールの奥さんは「20人“しか”いなかった」そうです。
中庭には大理石のラウヒ(書見台)があります。世界最古のコーラン「オスマン・クラーン」が置かれていたそうですが、現在は博物館に展示されているそうです。
※ブログ内の物価は当時のものです。