京都で一泊し、キャリーケースを宅急便で送ってから、地下鉄、京阪、叡山電鉄を乗り継いで鞍馬山に向かいます。
いろいろな物語の題材になっていますし、一度行ってみたかったんですよね。
鞍馬寺
山門は鞍馬駅を降りてすぐでした。
しかし、そこからが長かったです。
山全体がパワースポットという感じでした。
歌舞伎でおなじみの鬼一法限の社もありました。
由岐神社
鞍馬山内に鎮座し、毎年鞍馬の火祭が行われます。
御祭神は大己貴命、少彦名命です。
御本殿と拝殿が豊臣秀頼によって再建され、国の重要文化財に指定されています。
非常に厳かな雰囲気でした。
書き置きの御朱印が3種類あり、購入するとA5サイズのクリアファイルがついてきます。
中門
まだまだ先は長いです。
小雨が降っており、霧が立ち込めていて、今にも鞍馬天狗が出てきそうでした。
本殿金堂
ようやく本殿に到着です。
御本尊は「尊天」でこの世に存在するすべてを生み出す宇宙生命、宇宙エネルギーです。
なんともスケールの大きい御本尊様です。
本殿金堂前の金剛床は尊天と一体化する修行の場とのことで、私もそこに立ってきました。
さらに奥に進んで、奥の院魔王殿を目指します。
與謝野晶子・寛歌碑などもありました。
霊宝殿(鞍馬山博物館)
昆虫の標本、与謝野晶子の資料、国宝の毘沙門天三尊像が展示されています。
仏像はさすがに素敵でした。
屋根と椅子のある建物で少し休んで、さらに歩きます。
木の根道と呼ばれる道はただでさえ歩きにくいのに、小雨が降っていてぬかるみに足を取られるので閉口しました。
昔のガイドブックに「昼なお薄暗く険しい道なので、できれば女性の一人歩きは避けたい」とありましたが、ぎりぎり紅葉の季節だったので、ほかに歩いている人が何人かいました。
本当に誰もいなかったら、かなり怖かったと思います。
僧正ガ谷不動堂
団体さんがいて、バスツアーのお客さんかと思ったら、全員でお経を読み始めたのでビックリしました。
義経堂
義経の御魂が遮那王尊として祀られています。
奥の院魔王殿
お堂から読経の声が響いていて、厳かな雰囲気でした。
私は霊感などは全くないですが、この辺りの雰囲気には圧倒されました。
西門
山門から西門まで、歩いて約2時間かかりました。
小雨の中を慎重に歩いていたのと、霊宝殿にも寄りましたが、それでも時間がかかりすぎでした。
さすがに足がガクガクになりました。
西門を出て、川沿いを歩いて貴船神社に向かいます。