細かい雨が強くなってきたのですが、周囲に傘を売っているお店はなく、仕方なく濡れて歩きます。
熊野若王子神社
後白河法王が熊野権現を永観堂の守護神として勧請したのが始まりだそうです。
御祭神は国常立神、伊佐那岐神、伊佐那美神、天照皇大神です。
本殿の隣には末社の恵比須社が鎮座しています。
京都三熊野神社の1つ(残りの2つは、新熊野神社と熊野神社)で、熊野参詣の京都の起点です。
厳かな雰囲気の神社でした。
宮司さんに「雨が強くなってきたけど傘を持っていないんです」ということをお話したら、「100均の傘をまとめ買いして置いてあるから」と1本分けてくださいました。ありがたかったです。
大豊神社
宇多天皇の病気平癒の祈願のために創建された、鹿ヶ谷・南禅寺一帯の産土神です。
御祭神は彦名命、応神天皇、菅原道真公です。
境内の大国社には狛ねずみがあり、「狛ねずみの社」と呼ばれているそうです。
また、愛宕社には狛鳶、日吉社には狛猿があり、現代作家さんが作成したらしき狛巳もあります。
境内にはお稲荷さんもありました。
少し歩きますが、次は岡崎神社を目指します。
黒谷も拝観したかったのですが、拝観終了時間が近かったので、今回はあきらめました。
岡崎神社
桓武天皇の平安京遷都に際して、王城鎮護のために平安京の四方に建立された社の一つで、「東天王」と呼ばれています。
御祭神は速素盞鳴尊、奇稲田姫命、三女五男八柱御子神です。境内を始め地域一帯が野うさぎの生息地で、うさぎは古くか氏神様のお使いと伝えられています。
狛うさぎ、招きうさぎ、子授けうさぎなど、境内ではいたるところにうさぎが見られます。
子授け・安産、縁結び、厄除けにご利益があり、女性に人気の神社なのか、御朱印受付には着物を着た女性が並んでいました。
帰りは蹴上駅まで歩きました。
途中、歩道がなくなっているところもあり、クラクションを鳴らされたりもしましたが、無事駅に着きました。
そこから、地下鉄で京都駅に向かい、新幹線に乗ります。行きの混雑とは違って、東京方面は空いていました。
「川上屋」の栗きんとん
今回は京都へ行くことを家族に内緒にしていたので、名古屋駅で川上屋の栗きんとんをお土産に買いました。
しっとりしてて美味しかったです。食べると咽喉が渇くので、お茶うけに良いですね。
↓前回の京都日帰り神社仏閣巡りの記事はこちらです。↓