【2019年7月】3日目:王家の谷、ツタンカーメンのお墓、ネフェルタリのお墓【エジプトツアー⑤】

この日はルクソール西岸の観光です。
その前に、オプショナルツアーの「ネフェルタリの墓に特別入場」の参加者は6:30に出発ということで、5:30から朝食です。

船内のレストランで朝食

朝食も船内のレストランでバイキングです。
シェフが日本食を作ってくれるとのことなので、食べてみました。
宗教上の理由でみりん(お酒が入っている)や日本酒は味見できないので、匂いで判断して作っているそうですが、美味しかったです。

↓朝食です。
レストランで朝食

ボートに乗って出発

クルーズ船が停泊している岸と反対側に行くのですが、橋の上は混むということで、バスではなくボートに乗って出発です。

ボートに乗って出発

王妃の谷

岩山の谷にある岩窟墓群です。主にファラオの妻が埋葬されています。
ラムセス2世の正妃であるネフェルタリのお墓が有名で、そこに朝一で入場しました。

王妃の谷

ネフェルタリのお墓

入場料は1200エジプトポンド(さらに値上がりするそうです。ちなみに、ツタンカーメンのお墓は250エジプトポンドです)、内部の撮影は禁止、入場時間は10分だけというなかなか厳しい条件ですが、それも納得の素晴らしさでした。
「ネフェル」というのは「美人」という意味で、ネフェルタリ=美人タリということだそうです。

 

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ラムセス2世の側室は40人だとか60人だとか言われていますが、その中で最も愛されただけあって、お墓の美しさも格別です。
昨日建てたばかりかと思うほど、鮮やかな色でした。

ネフェルタリのお墓

朝一で訪れた甲斐あって、他に観光客がおらず、ゆっくり見ることができました。
私たちがあまりに「すごーい!」と感激していたからか、係員がいくつかのロープを外して、小さな部屋に入れるようにしてくれました。入場時間も10分を超えていたと思います。
混んでいたらそうはいかなかったでしょうね。

王家の谷

オプショナルツアーに参加しなかった方と合流して、王家の谷に向かいます。
こちらは古代エジプトの新王国時代のファラオのお墓が集中している岩窟墓群です。
写真撮影するためには、カメラチケット(300エジプトポンド)が必要です。
小型の電気バスで移動します。

王家の谷

ツタンカーメン(トゥトアンクアメン)のお墓

ここは別に入場料が必要で、内部の撮影は禁止です。
お墓にはツタンカーメン王のミイラが安置されており、埋蔵品はカイロの考古学博物館に収蔵されています。(後日観光します。)

ツタンカーメン(トゥトアンクアメン)のお墓

ツタンカーメン王は若くしてなくなったため、装飾が地味で大した埋蔵品がないと思われたのか、盗掘されずに残っていたそうです。
(それでもあれだけの埋蔵品があったのだから、ラムセス2世のお墓なんて凄かったんでしょうねぇ…)

 

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ラムセス9世のお墓

続いて、ラムセス9世のお墓に入場します。
削られているのは残念ですが、壁画を眺めるだけでわくわくします。

ラムセス9世のお墓

ラムセス4世のお墓

もう一つ、ラムセス4世のお墓にも入場しました。
黄色と青が鮮やかに残っています。
玄室には花崗岩で作られた石棺が置かれていました。

ラムセス4世のお墓

観光後、王家の谷とネフェルタリのお墓の写真集(ポストカードみたいですが、写真です)を購入しました。各1,000円で、ツタンカーメンのお墓の見取り図がおまけについてきます。

写真集

まだまだ観光は続きます。

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【2019年7月】2日目の続き:デンデラのハトホル神殿観光【エジプトツアー④】

食後、船でゆっくりする間もなく、オプショナルツアーの「デンデラのハトホル神殿観光」に出発です。
エジプトは治安が良いとは言えませんが、観光客をしっかりガードしてくれます。そのため、クルーズ船やホテルの外出は絶対禁止。外に出るには政府への届け出が必要なのだとか。
そのため、オプショナルツアーに参加しなかった人は4時間船に閉じ込められ、とても暇だったそうです。(船内にはお店も少ないので。)
神殿に向かう途中、バスの車窓からブーゲンビリア、ロバ、犬、白鷺?が見えました。

 

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デンデラのハトホル神殿

古代エジプト最後の偉大な宗教的建造物です。
もともとイシス神殿、ホルス神殿、ハトホル神殿があったのが、ほとんど破壊されて、現在見ることができるのはハトホル神殿だけだそうです。
ハトホルは牛の角と太陽円盤を頭上につけた、愛の女神です。

デンデラのハトホル神殿

神殿の壁には、クレオパトラ7世とカエサル、その息子のカエサリオンのレリーフがあります。クレオパトラの姿を描いたレリーフはとても珍しいそうです。
内部の壁や天井にも装飾がびっしりと施されていて見事です。
神話好きにはたまらないと思います。来てよかったです。

↓黄道帯(十二宮)の彫刻です。
黄道帯(十二宮)の彫刻

身を潜めていたキリスト教徒が火を焚いたからすすけてしまった、という説明を聞いたように思いますが、記憶違いかも。
しかし、実はこれはレプリカで、実物はパリのルーブル美術館にあるのです。(帰国後、この旅行記を書くためにいろいろ調べていて知りました…)
こういうのは美術館のガラスの中よりも、神殿で見る方が感動すると思うんだけどなぁ。

 

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クルーズ船から見る夕陽

観光後、クルーズ船に戻ります。
お部屋から夕陽が見えました。

クルーズ船から見た夕陽

船内のレストランで夕食

夕食も船内のレストランでバイキングです。
白ワイン(89エジプトポンド)を頼みました。
アルコールは観光客向けのレストランでしか出ないようです。
国によってはワインより水の方が高いこともありますが、エジプトではワインの方が高かったです。
ワインはボトルで注文することもできて、クルーズ船にいる間はボトルキープができて、好きな時に飲めるそうです。

↓夕食です。
船内のレストランで夕食

この日はベリーダンスショーがありましたが、疲れていたのと翌朝の出発が6.30と早いこともあり、シャワーを浴びて早めに休みました。
ショーを見た方の話では、結構よかったらしいです。

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【2019年7月】2日目:カルナック神殿、ルクソール神殿を観光して、クルーズ船にチェックイン【エジプトツアー③】

この日はルクソール東岸の観光でした。
ナイル川の東側で太陽の昇る東岸は「生者の街」として神殿が、太陽の沈む西岸は「死者の街(ネクロポリス)」としてお墓や葬祭殿があります。

現地ガイド(スルーガイド)はナッチャンことナースルさんです。知識も豊富で日本語も上手で素敵なガイドさんでした。
ガイドさんに日本円からエジプトポンドに両替してもらいます。5千円→700エジプトポンドです。(1エジプトポンド=7.15円、1円=約0.14エジプトポンド) 10年前の「地球の歩き方」には1エジプトポンド=20円と載っていますから、かなり安くなってますね。
観光中のトイレチップはガイドさんがまとめて払ってくれて、最終日にガイドさんに支払いました。

遺跡に入場するときは必ず手荷物検査があり、赤外線を通されます。そのため、私は海外旅行の際はパスポートを首からかけているのですが、検査のたびに出すのが面倒なので、今回はバッグに入れていました。

 

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カルナック神殿

古代の首都テーベに建てられた神殿です。
いくつかの神殿がありますが、観光したのはアメン大神殿です。
スフィンクスの参道、オベリスク、列柱、聖なる池などがあります。
とにかく大きくて圧倒されました。

カルナック神殿

↓スカラベの像です。
カルナック神殿 スカラベの像

この像の周りを5周回るとお金持ちになれ、7周回ると結婚できると言われているそうです。(12周回ってもよいらしいですよ。)
私は迷うことなく、5周回りました。

ルクソール神殿

カルナック神殿のアメン大神殿の付属神殿として建立されました。
オベリスクは2本あったうち、1本だけ立っています。残りの1本はパリのコンコルド広場にあります。
到着したばかりのぼやけた頭で、立て続けに巨大神殿を観光したので、すっかり感覚がマヒしてきました。

ルクソール神殿

クルーズ船 ロイヤルエサドラ号

観光後、クルーズ船にチェックインします。下船するまでずっとパスポートは船に預けていました。
並んでいる別の船を通り抜けて、今回泊まる船に入ります。
添乗員さんがチェックインの手続きをしてくれている間、船内のレストランで昼食です。

船内のレストランで昼食

昼食は船内のレストランでバイキングです。
生野菜やフルーツがあるのが嬉しいです。
旅行中はトマト、キュウリ、メロン(瓜っぽい)ばかり食べていたように思います。

↓昼食です。
船内のレストランで昼食

フレッシュマンゴージュース(48.5エジプトポンド)を頼みました。少し薄味でした。
飲み物は後精算方式(最後の食事の時にまとめて支払い)で、伝票に部屋番号を書いてサインをします。

 

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お部屋は4階の411号室です。
お湯もちゃんと出るし、なかなか快適でした。
バスで移動するのと違って、ベッドで横になったり、デッキでくつろげるのがよいですね。
デッキにはプールもありました。

↓お部屋です。
クルーズ船のお部屋

↓窓からの眺めです。(反対側のお部屋からは、景色は見えないのではないかと思います。)
クルーズ船からの眺め

「お部屋でのんびりするのもいいなぁ…」と思いましたが、荷物を整理したら、オプショナルツアーに出発です。
なお、クルーズ船は夜は停泊するので、出港するのは翌日です。

※ブログ内の物価は当時のものです。

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