【2012年9月】5日目:大砂丘メルズーガへ~月の砂漠をラクダに揺られて~【モロッコツアー⑨】

いざ、サハラ砂漠へ!

この日のモーニングコールは朝の4:30。砂漠に向けて出発するのが5:00。
「とても30分では準備できない」と思ったので、4:00にモーニングコールをお願いしました。
これが大正解!
今までは時差ボケもあって4:00前には目が覚めていたのに、この日に限ってモーニングコールで飛び起きました。(部屋が広くて電話が遠かったです…) だいぶモロッコに慣れてきたということでしょうか。

出発を待っている間、ホテルマンが、女性陣のスカーフをアラブ風に巻いてくれました。ツアー参加者が「スカーフを巻くところを写真に撮りたい」行ったのですが、ホテルマンの答えは「Non」でした。写真に撮られるのを嫌う人もいるので気をつけないといけませんね。
ランドローバー4台に分かれて乗り込み、いざ、サハラ砂漠へ!

ランドローバーは4台で連なっていくのかと思ったら、だだっぴろいところをバラバラに走っていきます。
夜なので、外がどうなっているのかよくわかりません。
カーナビもついていないし、迷わず目的地にたどり着けるのが不思議でした。
ホテルを出た時は暑かったのに、ラクダが待っている地点に着いたら、肌寒かったです。
ラクダ

見上げると満天の星空で、オリオン座がはっきりと見えました。ネオンがありませんし、空気もきれいなんでしょうね。
高校時代に天文部(1年で辞めましたが)の合宿に参加して、山奥で星を見た時も「すごい!」と思いましたが、その時の比ではなかったです。日本の山奥よりもはるかにたくさんの星が見えました。夜空にはこんなにたくさんの星があるんですね。
流れ星もいくつか見ることができました。

 

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月の砂漠をラクダに揺られて

ラクダに乗るのはオプションのため、料金がかかります。料金は、40ドルか、300DHか、3千円で支払います。
ラクダは独特の座り方をしていて、立つ時は後足から伸ばします。そのため、乗っている人間は前のめりの体勢になって少し怖いです。
座っている時は気付きませんが、ラクダは立ち上がると相当な大きさです。
でも、おとなしくてすごく可愛いです。(私が乗ったラクダが一番可愛かった!…と、全ての参加者が思ったことでしょう。)
ラクダに揺られて

ラクダの綱を引く男性が「月の砂漠をはるばると♪」と日本語で歌っていました。
まさに月の砂漠の世界で、ラクダに揺られて夜の砂漠を進んでいきます。
↓ラクダの鞍には持ち手がついてます。モロッコのラクダはヒトコブラクダです。
ラクダの鞍

目的地につくまでに、少しずつ辺りが明るくなっていきます。
落ちないように乗っているのが大変で、普段使わない筋肉を使うせいか、筋肉痛になりました。

※ブログ内の物価は当時のものです。

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【2012年9月】4日目の続き:エルフードでデザートローズとアンモナイトを購入【モロッコツアー⑧】

エルフードに到着

もとはフランス軍の駐屯地として作られた街です。
エルフードに限らず、モロッコの街の名前には詩的な響きを感じます。

化石のお店

この辺りでは化石がたくさん取れるそうで、化石を売っているお店に行きました。
大理石のような化石のテーブルは、日本への送料込みで50万円だそうです。
化石のお店

↓コレ(白い結晶?の上に赤い結晶?がついています)が欲しかったのですが、1つ300DHもしたのでやめました。買っておけばよかったかなぁ。
化石

↓お値打ちなデザートローズ(30DH)、アンモナイト(20DH)を買いました。
デザートローズ、アンモナイト

デザートローズ(砂漠のバラ)は、同じ箱の中に入っているものは、大きさに関係なく全て30DHでした。おおざっぱですね。
アンモナイトは裏に金具を張り付けて帯留めにしました。

ホテルに到着

ホテルは、リヤド サラム エルフードです。
部屋は全部1Fにあるのですが、方向音痴の私は当然の如く迷いました。(行き先と矢印が書いてある看板を見つけてからは迷わなくなりましたけど。)
このホテルに限らず、どこのホテルにもプールがありました。

↓最初のお部屋です。(後から替わります。)
エルフードのホテル

シリンダーキーで、内側からも鍵を差し込んで回して鍵をかけるタイプです。
手前に移っているのが、化石のテーブルです。
ホテルは古かったですが、部屋は広くて、エアコンは最新式でした。
スーツケースから化粧品を出したら、試供品の容器が割れていました。ビニールでコーティングしているので、他の荷物への被害はありません。
海外旅行の際は、いつも荷物を包むためのビニールのプチプチを持参しているので、割れ物を厳重にコーティングしました。

ふと気付いたら、エアコンから水がボタボタと落ちています。
エアコンを止めると暑いので、夕食時に添乗員さんに相談しました。

 

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夕食はホテルのバイキング

夕飯は美味しくて、ついついたくさん食べてしまいました。写真には写っていませんが、スープも飲みました。フレッシュ・オレンジジュースは20DHです。

部屋に戻る途中に迷子になり、メンテナンサーのおじさんに案内してもらいます。
カタコトの英語で「エアコンが壊れてるんだって?」「水が落ちてくるの」という会話をします。
おじさんはエアコンを少し触って、「ノープロブレム!」と言っていましたが、相変わらず水は落ちてきます。全然ノープロブレムではありません…

結局、部屋を替わることになりました。添乗員さんが代わりの部屋を準備してくれている間に、スーツケースに荷物をつめ直し、歯磨きを済ませます。

↓変更後のお部屋です。
エルフードのホテル

変更前のダブルの部屋も広かったですが、変更後のツインの部屋も広かったです。広すぎて落ち着きません。ここはお手洗い(+洗面所)とバス(+洗面所)に分かれていました。

※ブログ内の物価は当時のものです。

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【2012年9月】4日目:トドラ峡谷の断崖絶壁とカスバ街道【モロッコツアー⑦】

朝食はホテルのバイキングです。
朝食はホテルのバイキング

ワルザザートのホテル「ファラ・アル・ジャヌーブ」

さて、前日にホテルの売店で切手を買おうとした話の続きです。
この日の朝、売店にもう一度行ってみましたが、さすがに朝には切手は入荷していませんでした。
売店の男性はカタコトの英語と仏語と日本語で、「これはプレゼント」と言って、1枚の切手をくれました。
「お金はいらない。この店は“トモダチ価格”だと他の客に教えてほしい」と言われました。
その男性は、同じツアー参加者に民族衣装を着せて写真を撮らせてあげたりして、サービスが良かったです。
もし、このブログをお読みの方がワルザザートのホテル「ファラ・アル・ジャヌーブ」に泊まることがあって、売店で何か気に入るものがあったら買ってあげてほしいなぁと思います。

エルフードに向けて出発

バスは砂漠やオアシスを越えていきます。
↓バスの車窓から写しました。
バスの車窓から

ダデス谷

エル・ケラア・ムグナ村で、薔薇のお店に寄ります。薔薇の季節ではないのが残念でした。
ローズウォーター(3本セットで100DH)、ローズオイル(5本セットで200DH)を購入しました。ローズオイルは会社の女性陣へのお土産です。
ラクダの置物(ぬいぐるみ?)が売っていて、20DH~30DHで安かったのですが、ラクダに乗る前だったので購買意欲がわかず、買いませんでした。今思えば、買っておけばよかったです。
切手が売っていたので、ここで1枚購入しました。

トドラ峡谷

断崖絶壁の峡谷で、あまりに大きいので写真に収めるのに苦労しました。
トドラ峡谷

↓写真の右端に写っているバスに乗って、モロッコを周遊しました。
トドラ峡谷

雄大で迫力ある崖に囲まれていますが、浅瀬ではおたまじゃくしが泳いでいました。
おたまじゃくし

 

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レストランで昼食

峡谷のふもとのレストランで昼食です。
メニューは、モロッカンサラダ、ケバブと付け合せ、フルーツです。
ケバブの肉が少し固かったです。
レストランで昼食

カスバ街道

バスの旅はさらに続きます。
途中、『カスバの女』なる演歌?をかけてくれたのですが、知らない歌でした。
途中のサービスエリアに犬がいました。(高いところから大声で吠えるからビックリ!)
サービスエリアの犬

↓ピスタチオのアイス(25DH)を買いました。
ピスタチオのアイス

ミネラルウォーターのペットボトルが4DH(約40円)なのに、アイスは25DH(約250円)もしました。
モロッコ人の月収は6万円とのことで、だいたいの物価は日本の1/3という感じでしょうか。
甘い物、冷たい物は高いのではないかと思います。

砂漠だけあって、外はじりじりと暑かったです。
ずっと砂漠が続くのですが、石や砂利の砂漠だったり、砂っぽい砂漠だったり、バスの窓から景色を見ているだけでも面白かったです。
時折、羊と牧羊犬がいたり、ラクダが草を食んでいたりします。
バスは走っているので、シャッターを押すタイミングが合いません。

※ブログ内の物価は当時のものです。

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