吹上ホール(中小企業振興会館)で開催されている名古屋骨董祭に行ってきました。
名古屋駅で「ドニチエコキップ」を購入して、地下鉄桜通線で吹上駅に向かいます。
会場には10時過ぎに到着しました。
名古屋骨董祭
このイベントに足を運ぶようになって、丸4年になります。
お茶のお道具のような古美術から何に使えるのかわからないジャンク品まで、実物をじっくり近くで見れるのが楽しいです。今回はエミール・ガレの透明な硝子の作品があったので、見入ってました。(買えるわけがないので、お値段は聞いてません。)
クリスマス、お正月が近いからか、華やかなものが多いように思いました。刀剣乱舞?の影響なのか、刀や鍔を扱っているお店が増えたように思います。
まず、いつも覗いてるお店でチェコガラスの可愛いクリスマスツリーに目を奪われたのですが、どれも素敵でなかなか選べません。最後にもう一度来ることにして、会場を回ります。
動物の小さな陶器?やぬいぐるみを置いているのお店を見つけて、「すごく可愛いけど、うちにはぬいぐるみが多過ぎるから、連れて帰るのは無理かな」と思っていると、蛇が鳥に巻き付いている絵(銅版画に手彩色したものです)が目に留まりました。少々グロテスクで、爬虫類が苦手な方が見たら悲鳴をあげそうなくらいリアルなのですが、妙に心惹かれます。
「このタッチ、見たことあるぞ」と思ったら、以前、鳥の銅版画を買ったことのあるお店でした。
店主さん曰く、「銅版画の良さを広めたくて安く出しているけど、他のお店では3倍くらいします」とのことでした。
たしかに、1800年代の絵にしてはかなりお値打ちだと思います。相場はわかりませんが…(というより、他のお店でこういう絵を取り扱っているのを見たことがないです。)
さすがに全部は買えないので、あれこれ迷って4枚を選びました。
銅版画は色を塗る人によって出来上がりが全然違うそうなので、比較できるくらい収集してみたいなぁ。
私は染付ののぞき猪口が好きなのですが、置いてあるお店が少ないように思います。
通りがかりに見つけたのぞき猪口は予算オーバーだったので見送りました。その次に見つけたのぞき猪口は予算内だったので、「ちょっと塗り方が雑かなぁ? はみ出してるし…」と思ったのですが、次回の骨董祭は半年後だし、後から「買っておけばよかった…!」と後悔しても嫌なので、購入することにしました。
一通り会場を見て回り、最初のお店に戻ります。
迷いに迷って、クリスマスツリーを1つ選びました。チェコのブローチ職人さんが作ったのだそうです。
光が当たるときらきらしてとても綺麗です。
店主さんに「いろいろ種類があるから迷いました」と言うと、「昨日だったらたくさんありすぎて選べなかったかも… 昨日から半分くらいに減ってるの」とのことでした。ということは、私が会場を1周回って戻ってくる間にドカッと減っている可能性もあったということですね。
ほしい物は「1周回って最後に買おう」などと考えず、見つけたときにさっと購入する方がよいかもしれません。(わかっているのですが、「他にほしい物が見つかるかも…」と思ってしまうんですよね。)
量は少ないですが、気に入ったものばかりなので満足です。
吹上ホールを後にして、腹ごしらえをしたらお寺巡りに出かけます。
↓前回の名古屋骨董祭の記事はこちらです。↓