【2018年4月】京都島原の「花姿」で嶋原太夫に変身!【京都ひとり歩き②】

変身写真が撮れるお店をネットで探していたら、京都島原にある「花姿」さんを見つけました。
現代風の露出度の高い創作花魁ではなく、本格的な太夫さんの衣装を着せてもらえるとあって、「行きたい!」と思っていました。1日1組限定なので、なかなか予定が合わなかったのですが、ようやく行くことができました。
初めてのお店に電話で予約をするは緊張するので、メールで予約を入れました。

10:00オープンなので、少し早めに家を出て、東寺の弘法市を見て回りました。
東寺東門前からバスに乗り、島原口で下車します。少し歩くと、島原大門に到着です。
この日はとても天気が良く(4月なのに30℃を超える真夏日の地方もあったようです)、予約時にはお部屋の中での撮影プランをお願いしていましたが、気が変わって島原大門の前でも撮影してもらうことにしました。

お店に電話して、島原大門まで迎えにきてもらいます。
用紙に記入して、肌着に着替えます。
鬘の種類がいくつかあり、私は元禄を選びました。赤い市松模様の布がつきます。
白塗りのメイクをしてもらって、半かつらに結ってもらいます。地毛を使うのは前髪と両サイドだけです。
半かつらは初めて体験しましたが、意外と早くセットできて驚きました。

メイクが終わってから、打ち掛けを選びます。
私が着たい打ち掛けは室内用(裾がお布団みたいで重いのです)だったので、打ち掛け2枚のオプションにしてもらいました。(当日に予約内容変更OKなのが嬉しいですね。)
室外用は、紫に梅の柄の打ち掛け+クリーム色に鶴の柄の帯の組み合わせです。
かんざしは打ち掛けに合わせて梅にしてもらいました。

 

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嶋原太夫に変身!

着付けが終わると、三枚歯の高下駄を履かせてもらって、いざ外へ。
打掛を持たなくてもいいように、腰のあたりを紐で結んでもらいました。
お店の方に手を引いてもらって、島原大門に向かいます。高下駄でゆっくり歩くせいか、やけに遠く感じました。歩くたびにポクポクと下駄の心地好い音がします。
歌舞伎の花魁道中みたいに八の字を描いて歩いたら、足首がグキッとなりそうです。
嶋原太夫に変身!

島原は観光客が少ないので、それほど目立たなかったです。2人くらいに撮影してよいかと聞かれましたが、お断りしました。
20代の頃、太秦映画村で舞妓さんに変身したときは見知らぬ人と一緒に写真を撮りましたが、若気の至りとネガの時代だからできたのかな、と思ってます。

なぜか、大門の「島原」の提灯が外されていたそうです。
まあ、提灯がなくても島原大門とわかるからいいかな。

スタジオに戻って、室外用の打ち掛けで数枚撮影をしてから、室内用に打ち掛けに着替えます。
薄緑に孔雀の柄の打ち掛け+黒地に龍の柄の帯です。
いくつかポーズをとって、角度を変えて何枚も撮影してもらえます。(持参したカメラでも写してもらえます。)
小道具に三味線を使わせてもらうことにして、後のポーズはお任せしました。結構苦しい体勢もあります。
嶋原太夫に変身!

撮影が終わると、鬘を外して、六つ切りの大判にする写真を選びます。
それから、お化粧を落として、髪を洗って(鬢付け油がついているため)、服に着替えて化粧をします。
着替え終わってから、お菓子とお抹茶をいただきました。
写真館で写す記念写真のような立派な台紙に入った六つ切り写真をその場でいただき、その他のデータは後日郵送となります。撮影したデータはすべて(多分)送っていただけます。

店主さんは本当に太夫さんがお好きのようで、いろいろとお話していただきました。
ご主人や娘さんともお話しながら、アットホームな雰囲気でとても楽しかったです。
また、別の打ち掛けも着たいし、別の鬘もつけたいなぁ… 

お会計を済ませて、13:00過ぎにお店を後にしました。

↓時代やさんで嶋原太夫の扮装をした時の記事はこちらです。↓

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