【2017年10月】金山周辺の神社と錦秋名古屋顔見世 夜の部観劇【名古屋におでかけ】

ロンドン旅行記の途中ですが、こちらから先に書きます。

金山周辺の神社

「錦秋名古屋顔見世」を観劇する前に周辺の神社にお参りにいきました。
残念ながら、どこも社務所は閉まっていました。

住吉神社

御由緒書きによると境内の狛犬は「名古屋で一番古いと噂」なのだそうです。
鳥居の奥に蕃塀が見えます。

金山神社

通りの奥に鎮座しているので、看板がないと通り過ぎてしまいそうです。
お賽銭を入れようとしたら、なにやら張り紙が…
どうやら、お賽銭泥棒にガラスを割られたらしく、防犯カメラが作動しているようです。
お賽銭に手を出すなんて、よっぽど生活に困っているのか、不届きな人がいるものです。
金山神社

↓以前いただいた御朱印です。
金山神社の御朱印

お留守のことが多くて、御朱印をいただくのに3回ほど足を運んだ記憶があります。

榊森白山社

ビルの谷間にひっそりと鎮座しています。日本特殊陶業市民会館のすぐ近くです。
境内には出世稲荷大神もあります。
小さな神社ですが、オリジナルの御朱印帳があるそうです。
お正月の三が日にお参りに行けば、購入できるかしら?

 

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「錦秋名古屋顔見世」夜の部観劇

今月前半に昼の部を観劇したので、今回は夜の部です。
開演前に、ビレッジホールの隣にあるチラシコーナーで美術展のチラシと割引引換券をもらってきました。

春重四海波

愛之助さんと壱太郎さんが若い頃→中年→老人と3変化します。
冒頭から愛一朗さんも大活躍?でした。
ガラの悪そうな人が「もっとかっこいい愛之助が見たいんだよ! そうだろ!?」と言いながら花道に上がりますが、出演者です。その人に“お土砂(=不思議な砂)”をかけて倒した後、小首をかしげる浪路が可愛らしかったです。
いつもは女形が多い(と思われる)梅丸さんが立役で、すごい美少年でした。
たくさん笑って、最後にほろりとさせられる、ちょっとほろ苦いラブコメディでした。

↓幕間にモナカアイスを食べました。この前は抹茶だったので、今回は小倉です。
モナカアイス

恋飛脚大和往来 新口村

梅玉さんが忠兵衛と孫右衛門の2役、魁春さんが梅川を演じています。
もしかして、梅玉さんのおじいちゃん役ってかなりレア? 田舎のおじいちゃんを演じても気品がにじみ出てますね。
見終わった後に、「親孝行しなくちゃなぁ…」と思います。

連獅子

愛之助さんの親獅子と壱太郎さんの仔獅子です。狂言師姿も綺麗で素敵ですが、獅子が出てくると「THE 歌舞伎!」という感じがしますね。乱れた毛を後見さんに直してもらうときの後ろ姿が可愛いです。
間狂言のお坊さん2人のやり取りも面白かったです。
愛之助さんがトークショーで「今回は限界まで回します」と話していた通り、かなり激しい毛振りでした。かっこよかったです。

↓お土産に芋きんつばを買いました。
芋きんつば

試食もできます。
4つほしかったのですが、3個入りか6個入りしかなかったので、6個入りを購入しました。
御園座では場内で焼いていたそうですが、ビレッジホールでは焼けないので、できあいのものを売っているそうです。
冷めていても十分美味しかったですが、焼きたてはさらに美味しそう。

金山での顔見世は今年が最後です。
新しい御園座がどうなっているのか、訪れるのが楽しみです。

↓愛之助さんのトークショーの感想はこちらです。↓

↓錦秋名古屋顔見世 昼の部の感想はこちらです。↓

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【2017年10月】愛知県岡崎市のカクキューで味噌蔵見学【着物でお出かけ】

先日、呉服屋さんのお出かけイベントで愛知県岡崎市の味噌蔵見学に行ってきました。残念ながら雨降りでしたが、着物を着て出かけます。

今回見学したのは、2006年のNHK連続テレビ小説「純情きらり」の舞台となった「カクキュー」さんの「八丁味噌の郷・資料館」です。
名鉄本線の新安城駅で各駅列車に乗り換え、岡崎公園前駅で下車します。桜の季節は混雑しますが、普段は人が少ないです。

↓自販機にオカザえもんのイラストがついてました。
自販機にオカザえもんのイラスト

ちっちゃい子はオカザえもん Jr.だそうです。オカザえもんってバツ1だったんですねぇ。

 

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カクキュー 八丁味噌の郷・資料館

観光バスが止まっていて、盛況でした。
カクキュー 八丁味噌の郷・資料館

味噌蔵

案内係の女性について、敷地内を回ります。この日は日曜日だったので、工場はお休みでした。
味噌蔵に入ると、お味噌のいい匂いが漂ってました。
カクキュー 八丁味噌の郷・資料館

桶の上の石は職人さんが積み上げるそうで、地震でも崩れたことがないそうです。すごい!

最後に2種類のお味噌汁(具はなくて、汁だけ)の試飲と味噌がかかった蒟蒻の試食ができます。
お土産に赤出し味噌をいただきました。
売店も併設されていて、ゆず味噌だれと春華堂の「みそまん」をお土産に買いました。
「みそまん」の包みを開けるとお味噌の香りがします。中にはこしあんが詰まっていて美味しかったです。
ゆず味噌だれ、「みそまん」

八丁魚光で昼食

見学の後は「八丁魚光」さんで昼食です。
↓の写真からわかる通り、盛りだくさんでした。デザートも2種類出て、お腹いっぱいになりました。田楽が美味しかったです。
八丁魚光で昼食

 

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この日の着物

矢絣の着物、グレーの市松模様に桜の花びら模様の帯、ドングリの帯留(箸置きに金具をつけたもの)です。
襦袢は洗える二部式のもので、草履は裏がゴムのものにしました。もちろん、雨ゴートを上から着て出かけます。
着物と帯はポリエステルで、今の呉服屋さんで初めて買い物した時に、着付け用の和装小物と合わせて買い求めました。吊るしのポリ着物ということで洋服よりも安かったです。安物ではありますが、着物を着始めた頃はこの着物と帯で着付けの練習をしていたので、愛着があります。
この日の着物

袷のポリ着物はこれしかないので、大雨予報の時はたいていこの着物を着ます。(お食事会などの改まった席には、雨が降っていても正絹の着物を着ていきます。正絹の着物にはガード加工をかけてあるので、ある程度の水ははじきます。)
ドングリの帯留は“なんでも帯留にしたくなる病”にかかっていた時に作りました。
帰宅後、着物と長襦袢はつけ置き洗いして陰干ししました。ネットに入れて洗濯機で洗ってもよいらしいのですが、なんとなく心配なので手洗いしています。

↓前回のお出かけイベントの記事はこちらです。↓

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【2017年10月】錦秋名古屋顔見世 昼の部観劇【名古屋におでかけ②】

第2部「錦秋名古屋顔見世」昼の部観劇

いよいよお芝居が始まります。

恋女房染分手綱 重の井

重の井が御奉公のために我が子の三吉を振り捨てていかなくてはならず、三吉が泣きながら去っていく幕切れがとても切ないです。
続きが気になってあらすじを調べてみたら、三吉の父親がどうしようもない男でした…(ハッピーエンドになるようですが、なんだか納得できません…)

↓幕間にお弁当を食べました。
幕間に食べたお弁当

番町皿屋敷

皿屋敷というと、井戸からお菊さんの幽霊が出てきて「一枚~、二枚~、三枚~(中略) ああ、一枚足りない…!」という怪談を思い浮かべるのですが、全く違うお話でした。
青山播磨(殿様)とお菊(腰元)は恋人同士です。身分違いの恋なので、お菊は「殿様が奥方を迎える」とのうわさを聞いて、播磨を試すためにわざと家宝のお皿を割ります。
お皿を割ったことについては寛大に怒らなかった播磨ですが、疑われて試されたと知った途端に大激怒。残りのお皿を割って、お菊も手打ちにしてしまいました。
梅玉さんが素晴らしくて、お皿を出させて割る場面からじっと見入ってしまいました。

↓名古屋らしい緞帳です。
日本特殊陶業市民会館 ビレッジホールの緞帳

幕間にモナカアイス(抹茶味)を食べました。
御園座のモナカアイスは皮がパリパリしていて美味しいです。

蜘蛛絲梓弦

愛之助さんの5役(小姓、太鼓持、座頭、傾城、蜘蛛の精)早替わりです。愛之助さんの女形(傾城)は珍しいですね。
傾城と言っても、髪は結っておらず、ばさっと下ろしてます。(でも、べっこうの簪はついてます。) 綺麗なのですが、早替わりのために眉をテープで貼っているので、テープの上下が皺に見えて、少し残念でした。
最後に蜘蛛の精が糸をバーッと投げるところは盛り上がりました。糸を投げるたび、後見さんが手でくるくる巻いて片づけてます。大変そうです。
紅葉の背景が季節にぴったりでした。
楽しかったです。

お土産に「名古屋の殿様」(栗のどら焼き)を買いました。
名古屋の殿様

 

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この日の着物

吹き寄せの小紋に銀杏の袋帯、蜘蛛の帯留です。
袋帯のお太鼓柄を出すのに四苦八苦で、電車の時間に間に合わないかと思いました。
この日の着物

雨予報だったので、襦袢は洗える二部式、草履は裏がゴムのものにしました。
雨ゴートは二部式のナイロン地?です。撥水加工した反物で仕立てた雨コートと比べたら全くお洒落ではないのですが、実用的です。帰り際、客席でコートを着ていたら、着物の女性に「そのコートは呉服屋さんで買ったんですか? こういう日は必要ですよねぇ」と声をかけられました。やはり、着物を着る人にとって、雨対策は悩みの種のようです。
余談ですが、「内股で歩くとはねた水が着物につかない」と聞いて以来、雨の日は大げさなくらい内股で歩いてます。今のところ、着物に水がはねたことはありません。

↓錦秋名古屋顔見世 夜の部の感想はこちらです。↓

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